公開一ヶ月にしてやっと観てきました、ミラ様。
日比谷スカラ座だとデジタル高画質4Kバージョンで上映中。すっごい気になるけど遠いと面倒くさいので諦めました。近所のシネコンにすっかり取り込まれてる私です。
キャッチコピーの「アリス、砂漠に死す」が意味不明すぎるけど、前作の2より楽しめました!
個人的な評価は1>3>2。でも2もじゅうぶん満足できたし、DVD買っちゃったし(^ω^ )
このシリーズ、多分一般人にも浸透してる話題作やと思うけど、やっぱりマニア向けやなぁってあらためて思いました。
もちろん、何も考えず楽しめるお気楽アクション映画としての水準はクリアしてるしデートムービーにもうってつけやけど、星の数ほどあるクズゾンビ映画をいかに観てるかってところで見方が大きく変わると思う。
ゾンビ映画では定番・お約束と化したシーンがいたるところに盛り込まれてて、しかもきちんとバイオ風味にアレンジされてる点が嬉しい。
純粋なゾンビ映画として考えると出来は上々。っていうかこれ以上望むのは贅沢というもの。
砂漠を放浪するシーンはマッドマックスっぽいかな。
あと、ほとんどの人が思い出すであろうヒッチコックの「鳥」そのまんまのシーンがあったり、オープニングの一連のエピソードはCUBEにリスペクトされまくりだったり、一人称視点モードのアクションがあったり、ゲームっぽい演出も多々、などなど終始楽しめました。
鳥の演出についてはやっぱりヒッチには遠く及ばなかったけど、物凄い迫力。
あと走るゾンビって最近定番化しつつありますね。ゾンビ業界もインフレ化が進んでる模様。
そしてなんといっても一作目の小ネタが散りばめられてるのが一番嬉しい!
ミラはやっぱり一作目のヘアスタイルと赤いドレスが最高なので、そのお姿が拝めるだけで元は取れました(^^)
今回の衣装、露出度低すぎ。砂漠?そんなの関係ねぇ!ミラは脱いでまな板をアピールしてなんぼ!
あのレーザーの小部屋が出たのは超感激!予告編でアリスがチャレンジしてるのは知ってたけど、本編ではあっさり気味で短かったのがちょっと残念。
あの部屋、見るだけでゾクゾクくるように刷り込まれちゃってます。最高!
これでミラのアクションがもうちょっとごまかしのない動きだったらなぁ~。求めすぎかな。
ワイヤーに頼りすぎてるところがちょっと微妙ではありました。
でもお約束ゾンビ犬との格闘は大満足(^ω^)
カルロス役のオデッド・フェール、濃すぎ。
ハムナプトラでは超カッコいい!と思ってたけど、もはやどうでもよくなってしまった。
でも一番おいしいところ持っていったな。そもそもいつの間にそんなロマンスに発展してるねん!って感じ。
次回はクレアの兄ちゃんがイケメン担当として登場したりして?
ていうか兄ちゃんって確かゲームでは主人公だったっけ。
映画シリーズではミラ様ほか女性が活躍する場面が多いから、男性は引き立て役・犠牲役以外の何者でもないけど。
クレア役のアリ・ラーター、ファイナルデスティネーションでどことなくミラに似てて可愛いなぁって思ってたら、ついに共演。
こうやって並んだところを見てみるとそんなに似てない。
しかもやっぱりミラ様には美貌もオーラも遠く及ばないな~ってちょっと気の毒でした。
その他の仲間たち周辺の脇役俳優さんたちもハマっててよかったけど、唯一ウェスカーが不満です!全然カッコ良くない・・・。
活躍の場がないのは仕方ないにしても、全体の雰囲気、喋り方、顔の造り、どれもイヤすぎ。
次回活躍しそうな感じがするので、ぜひともチェンジ希望。
ところで2に出てたジルとアンジェラはどうなったんやろ。
TOHOシネマズ流山おおたかの森にて。
バイオハザードIII
RESIDENT EVIL:EXTINCTION
2007年 アメリカ
監督:ラッセル・マルケイ
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、オデッド・フェール、アリ・ラーター、イアン・グレン