今、映画館で一本映画を観るとその鑑賞料金は1800円。
これってはっきり言って高い。
そりゃ最高の設備・空間でぜいたくな2時間が過ごせるわけだから、コストパフォーマンス的にはおかしくないかもしれない。
他の趣味と比べて考えてもまぁ妥当かなと思えなくもないし。
でもスター・ウォーズのようなお祭り的ハリウッド大作でもない限り、一般の人々はそんな料金払ってまで映画館には足を運ばないと思うんですよね。
実際私の友人でもスター・ウォーズは観たいけど料金の高さにいまだに二の足を踏んでる人がいます。そこまで観たいなら思い切って1800円払えよ!と思うわけですがね。
まぁ現実はこんなものなんでしょう。たった3ヶ月程待てばレンタルで200円程度で観られるし。
配給会社ってそういった普通の人をも含めた経済効果なんて、果たして真面目に考えてるのかいな?と疑問に思う。
てことで、映画マニア以外の普通の人は一年に数本の大作映画を観るために正規料金の1800円を払ってる事が多いと思います。
そんな人たちに地味でもいい映画をもっともっと気軽に観てもらいたいなぁと思うわけですよ。
映画をいっぱい観るには何をおいても時間が必要なので、お金は有り余ってるけど時間がないという方は仕方ないですが、そうじゃない場合はぜひ下にご紹介する方法を実践してみて下さい(^^)
実践レベル1
前売り鑑賞券を買う
これはまぁわりと普通に実践してる人も多いと思います。ぜったいに観たい映画なら買っておくのが一番確実。料金はおもに1300円。当日料金より500円もお得。
しかもオマケグッズがついてくることもあります。このオマケは販売店限定とか特定の映画館限定といった場合が多いので、ゲットするのが難しい場合もあり。
コンビニでも取り扱ってますが、ファミマ限定とかローソン限定などといった例もあるので観たい作品のチケットがそのお店で取り扱われてるかどうかの確認が必要。
実践レベル2
サービスデーを利用する
当日映画料金が安くなるファンサービスデーといえる日があります。
現在全国的に行われてるであろうサービスデーで主なものは、毎月月初、つまり1日は誰でも1000円。通常料金よりなんと800円もお得です!
ただし、みんなこぞって映画館に詰めかけるので混雑する場合が多く、いい席が取れないばかりか入場をことわられることもあるかもしれません。
しかも平日の場合仕事等スケジュールの都合で利用できない人も多いでしょう。
それから女性を対象にレディースデーという日が設けられている映画館もあります。
大抵毎週水曜日がその日にあてられてることが多いと思いますが、女性なら誰でも1000円程度で鑑賞できます。予想通りこのサービスの日は場内女性でいっぱいです。
カップル連れの男性もチラホラ見られますが、一人で来る男性にとってはかなり居心地の悪い日でもあることでしょう。
最近始まった割引サービスに、夫婦50割引と高校生友情プライスというものがあります。
夫婦50の方はどちらかが50歳以上なら2人で2000円、高校生は3人で同一映画を観ると1人あたり1000円。
実践レベル3
映画館独自のサービスを知り尽くす
映画館によって様々なサービスが展開されています。会員になるとお得な場合が多く、囲い込み作戦も大変だなぁ・・・と思ったりもしますが、サービス内容が良ければノってあげるのも悪くないですよ。
主なサービスとしては鑑賞ごとにポイントが付与され一定数たまると一本分無料とか、特定曜日のみ会員料金とか、ネット予約の際座席がピンポイントで選べたり優先的に購入できたりといったところでしょうか。
また、会員でなくても早朝料金やレイトショー料金といった特別設定がされてることもあります。比較的お客さんも少ないことが多いので、安くゆったり観られるといった利点が。レイトショーの場合、未成年がいないので大人のひとときが過ごせますよ。
実践レベル4
金券ショップを利用する
これは使い方を心得ていればかなりおすすめ。
金券ショップというと何となくいかがわしいというか胡散臭いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、勇気を出して一歩踏み出してみましょう。
店員さんはごく普通のバイトであったりするので、まぁコンビニと大差ないです(笑)
ここで売られてる映画関連チケットは主に3つにわけられます。前売り券、株主優待券、試写会ハガキ。前売り券以外はいわゆる非売品です。
前売り券は通常売られてるものですが、気持ちほど安く手に入れられるのと、なんといっても映画公開後も売られてることがあるのがいいです。
たまに掘り出し物が発見できる楽しみもあるのがいいですよ。
公開期間が短くてマイナーっぽい映画だとかなり価格崩壊が起こってたりして、最近だと「ハービー」が700円程度まで落ちてました。
数ヶ月前の映画を単発で数日のみ上映する劇場もあり、そこ限定の場合50円なんてビックリ価格で観ることもできます。近所だとヒマつぶしにもってこい。
株主優待券はその名の通り株主のための特別なチケットなので、普通の人はお目にかかることはないはずなんですが・・・なぜか金券ショップに大量に出回ってます(笑)
この株主券、企業別なのはもちろんですが同じ系列でも種類が色々あったりしてけっこうややこしいです。
劇場によっては全く使えないこともあったり、事前にしっかりとした確認が必要です。まぁ金券ショップで聞けば大抵答えてくれるので、どこそこの劇場は使えるかなど疑問点はきっちり聞いてから購入しましょう。雑誌ぴあが置かれてるお店もよくあるし、かなり親切に答えてくれますよ。
この株主券、相場は大体映画一本あたり1200円程度でしょうか。地方の松竹系などはモノによっては500円程度で観られます。
注意点は日祝混雑時に観られないのと(そもそも株主なんですから儲かってる時に一席分自分で埋めるのはあり得ないですしね)、有効期限があること。これさえ理解していればこの上なく頼もしいアイテムです。
そして試写会ハガキ。これはおそらく一般の当選者が換金したものだと思いますが、期限がせまってることが多く、本日!なんていう焦りまくり券もよくあります。
会場と時間が限定されてるのでかなり手が出しにくいですが、意外と安価で観ることができるので、どうしても観たい&時間の都合がつくのならお得でしょう。会場設備の問題など、個人的に試写会にはあまり魅力を感じませんが。
まれに舞台挨拶付きなんていう超レアチケットも出てることがあり、こちらの価格は時価であることも(^^;
あなたの交渉テクニックをぜひ披露してみてはいかがでしょう。
実践レベル5
ネットオークション
たまに超激安で売られてることもありますが、値がつりあがったあげく送料もかかり時間もかかり・・・といった状況も考えられるので、結果としてそんなにお得感はないように思います。
超レアチケットが出品される確率は高いので、舞台挨拶付きチケットなどどうしても欲しい場合はオークションなしでは語れないと思いますが、あまり出品者にいい思いをさせるのも悔しいですね。
先日もジョニー・デップの舞台挨拶チケットが出てたようですが、10万円を超えていたとか・・・。果たして本当にそれでいいんでしょうかね。本人が納得してるならいい?でもその気持ちを利用してラクに儲けてる人がいるのはなんかイヤじゃないですか?
映画ファンが食い物にされる状況は目にしたくないですね。
以上で私の思いつく安く観る方法をご紹介しましたが、自己責任でしっかりした判断力をもってチャレンジして下さいね。
より楽しい映画生活が送れますように。