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ゴロゴロしあたー
シークレットウインドウ
シークレットウインドウ_b0047061_23444714.jpg2004年11月、日比谷スカラ座にて鑑賞。
いい席で観たいのでお昼休みにチケットを買いに行った。
徒歩約7分、職場の近くの劇場は何かと便利だ。
上映10分前まで仕事してられるし。

作品の感想。
認めたくないけど・・・駄作ちっく?
キング原作、しかも結末が原作と違うということだったので楽しみにしていた。
けど、原作読んでようが読んでなかろうが、子供でも先が読めるありきたりな展開。
結末どころか目の前の展開すら読めましたって(;´Д`)

だいたい、全体的に地味で淡々としすぎ。
劇中ジョニー・デップの一人芝居が大半を占める。
これ、彼じゃなかったらひょっとしたら退屈で苦痛以外のなにものでもなかったかもしれない。
ジョニーの演技がズバ抜けて素晴らしかったとも感じないが、彼特有の役作りは観ていて飽きさせなかった。
特にラストの彼はかなり印象深い。
あれだけ怪演できたわりには読後感(て言うの?)薄いのは悲しいぜよ。

ストーリーについて深く書くとネタバレになってしまう恐れがある。
ネタバレしない、というのが私の持論なので出来る限りそうならないように気をつけるが、未見の方で余計な前情報を入手したくない場合はここでお別れです(´ー`)/~~~

ジョニー・デップ扮する作家(キングの小説では主人公が作家というのが多い)は他の男から妻を奪われ、離婚印を押すだけの身となった哀しい中年男。
荒みきった生活を送りろくにお風呂にも入ってなさそうで小汚い。
が・・・が!しょせんジョニーが演じる小汚いおやじなんてたかがしれている。
どれだけ寝癖がつこうが、ボロボロのガウンをまとっていようが、にじみ出る格好良さはいかんともしがたい。
これは俳優として時には欠点ですか?(笑)
そんなわびしい絶望の一人暮らしをしてるところへ、非常に怪しい男が現れる。
盗作の疑いをかけられたジョニーの身に次々と襲い掛かる恐怖!

って恐怖感ないんですね、あんまり。
2回ほど音で驚かせるというややセコイ仕掛けはあったものの、それ以外は本当に淡々としたもんです。
ジョニーが脅える姿も笑いでしかない。
脚本に無理があったのか、原作が地味すぎたのかはわからないが、サスペンスとしても推理モノとしてもいまひとつ。
伏線らしき意味ありげなものもいくつか観られたが、結局放りっぱなし風味。

カメラワークについても、ところどころ私好みのショットはあったものの、ほとんどは雑に感じた。
雑でないというなら、センスが悪いんでそー。
しかしながらオープニングの屋外から鏡を通り室内に入るロングシーンは非常に上手いと感じた。
どうやって撮影したのだ?CG???
あと、ラスト近くの妻が○○○る瞬間のシーン、直接撮影せず上空からの家の俯瞰図に切り替わったのも良かった。
まぁ、これは賛否両論あるかと思うが。

そして、物語の肝であるところのドンデン返しというんですか?
そこが非常に静かにいつの間に?って感じで返ったのが残念。
起承転結の「転」がするーっと過ぎ去ってラストに向かっていく。
ここでのジョニーの演技もちょっと押さえ気味じゃなかったかな~。わざと?

観ようかどうしようか迷っている人、劇場で観なくてもいいんじゃないですかね。
家で電気を消してビデオをまったりしつつ観るとまた違った面白さがあるかもしれません。

それから、期待通りというかそれほどでもないというか、スタッフロールはきちんと最後まで観ましょうね。
犬のチコもhimselfとしてクレジットされております。
そしてオマケといえなくもないものもあるので、耳に意識を集中するべし。

シークレットウインドウ
SECRET WINDOW
2004 米
監督:デヴィッド・コープ
主演:ジョニー・デップ
# by bi_ka | 2004-11-02 00:22 | 映画(感想) 
パイレーツ・オブ・カリビアン
昨年夏公開され、思わぬ大ヒットを記録したアクション大作。
ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」をそのまんま映画にした出来映えはお見事でした。
そもそもカリブの海賊にはそれなりのバックストーリーがあるというのは知ってたけど、映画を見てナルホドなぁと。
ディズニー映画なだけあって、安心して観ることのできる良質な映画に仕上がりました。
お知り合いのおじょうちゃんおぼっちゃんにオススメなんかすると、好感度バッチリかもしれません(笑)

パイレーツ・オブ・カリビアン_b0047061_21423018.jpg個人的に海賊モノが大好きなので、そりゃもう公開前から楽しみにしてた一品。
思わずパンフレットだけでは気が済まず、携帯ストラップも購入してしまった。
このストラップを愛用してかれこれ1年と数ヶ月。
いまだに気に入っている。
携帯がカメラ付きじゃないのが泣けるが・・・。

2003年8月、シネスクープにて鑑賞。
上映間際に入った為座席があまり空いてなくて、仕方なく最前列!で鑑賞。
上映時間の長さもあり、首が痛かった。
けど、ある意味良い席だなぁとも思った。
なぜなら、まさにディズニーランドのアトラクション気分が味わえたから。
目の前で繰り広げられるカリブ海での戦闘など臨場感たっぷりで、こちらがフロートに乗って体験してるような気分に。

さてさて、ストーリーの方はというとお子様向けという感は否めない。
しかしセットや衣装などかなりお金がかかってるようで、雰囲気は十分楽しめる。
ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのキャラ作りは大したもの。
独創性と個性の強い、愛らしく印象深い海賊像。
本作成功の大部分は彼の仕事によるものと言っても過言ではない。

ロードオブザリングで世界中の女性を虜にしてしまったという鳴り物つきのオーランド・ブルームは、完全にジョニーに呑まれてしまった。
多少情けない若造という役どころなので、結果としてそれもまた良かったようにも感じる。
ヒロインのキーラ・ナイトレイは日本人好みの美人で、良い感じで華をそえていた。
ま、いてもジャマにはならないといった程度。
2004年公開されたキングアーサーでの彼女は、目障りといってもいいほど奇抜であった( ̄- ̄
華を添えるという点では、もう少し派手な衣装を増やしてあげても良かったのでは。

何度か鑑賞すると上記役者よりも、悪役のジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ)の良さがジワジワとにじみ出てくる。
深みのある演技、悪の華といった風情で彼の出ているシーンはそれだけで引き締まってるように見える。
立ち居振る舞いから違ってるってのかな・・。
ジャック・スパロウの立ち居振る舞いも十分イカレてるのだが。

現在続編を鋭意製作中とのことで、楽しみではあるが本作以上の過度の期待はしないでおこう。
どうやら噂ではジャック・スパロウのモデルとなったキース・リチャーズが出演するらしいが、どうか許せる範囲内での演技でおさめてもらいたい。
優れたミュージシャンが優れた役者であるとは限らない。
ただ、彼のファッションだけは楽しみではある。

それから本作未見の方は、スタッフロール後もしっかり観て欲しい。
パイレーツ・オブ・カリビアン続編パート2の感想

パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊たち
PIRATES OF THE CARIBBEAN / THE CURSE OF THE BLACK PEARL
2003年 米
監督:ゴア・ヴァービンスキー
主演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ
# by bi_ka | 2004-10-31 22:09 | 映画(感想) 
バイオハザード
2ではなく1の方。
公開前ははっきり言って全然話題にのぼっていなかった。
一部のゲームファンから注目を浴びてただけで、それも期待というほどのものではなかったし。
ゲームが原作の映画はカスが多いというイメージ。
いや、イメージではなく現実なのだが(^^;

私はゲームのファンだったので、楽しみにしていた1人。
幸運にも試写会が当たって、少し早めに観ることができた。
その分、作品に対する余計な前情報に触れる事なく鑑賞できてラッキーだった。

2002年8月19日
東京ヤクルトホールにて。
試写会は一般に先駆けて観ることができるのと、無料という点がいい。
しかし、専用設備ではないので音響関連が主に不満となることも多い。

バイオハザードは音響でビックリさせる仕掛けがかなり多かったが、この設備の欠点を補うほど素晴らしかった。
久しぶりに観たゾンビもの。
多分ほとんどの人はアクション系と思っていたのだろう。
エグいシーン連発のため、途中退席する人も少なくはなかった(笑)

観終わってみると、かなり興奮している自分がいた。
これは素晴らしい作品だ!夏のアクションホラーとしてズバ抜けている!
これぞ映画の醍醐味!ミラかっこえー!
などなど、頭の中をグルグル。

実際封切ってからは思いのほか大ヒット。配給元も正直予想してなかったのでは。
ホラーは一般には受けない。
そのせいか、アクション色を強く押し出した宣伝の仕方は、ファンとして不満でもあったし、騙されてうっかり観てしまった人も迷惑だっただろう。
ゾンビ犬を三角蹴りで倒すあたりはアクション映画史上に残る名場面かもしれないが(笑)

監督が原作ゲーム好きとのことで、セットもカット割も全てどこか懐かしい。
ゲームをしたことのある人間ならすんなりその世界に入っていけるほど。
「わかってるな」とうなづかざるを得ないほど、心得ていた監督。
残念ながらゲーム全体から漂う独特の雰囲気は、2のアポカリプスではほとんど感じることができなかった。
監督の存在はやはり大きい。

音楽も良かった。
ホラーといえばなぜかメタル系音楽が定番。いまだ謎。
バイオハザードでもスリップノット、マリリン・マンソンが使われた。
序盤、記憶を失ったミラが洋館を不安げに歩く。
突然外部から窓を蹴破って侵入してくる謎の武装集団。
この時の音楽がたまらん。これから何かが起きるという不安と期待が更に高まる。
このあたりの一連のシーンは本当に私のツボ。
全てのカット割が計算されたものであることもよくわかるシーン。

低予算ながら思わぬヒットに気を良くしたのか全3部作らしい。
2・アポカリプスはそれなりに面白いハリウッドアクション、凡作と言わざるを得ない出来であった。
3・アフターライフでは再び閉塞感ある恐怖美を描いてもらいたいと思う。

バイオハザード
RESIDENT EVIL
2002年 独・伊・米
監督:ポール・アンダーソン
主演:ミラ・ジョヴォヴィッチ
# by bi_ka | 2004-10-31 00:17 | 映画(感想) 
映画好きのルーツ
本日は一度書いてみたかった、私が映画が好きなワケ。

私はただ意味もなく映画が好きになったのかというと、決してそうではない。
父親の影響によるところが非常に大きい。
物心つく頃から、常に映画とともにあった。
と言っても、映画館に通いつめていたわけじゃなく、TVの洋画劇場あたり。
近所に映画館があったら、きっと一緒に行ってたんじゃないかと思う。

父は今で言うところの超B級アクション映画が大好きだった。
しかも香港系。
今でこそワイヤーアクションなどとオサレな名前で呼ばれ、市民権を得てしまったけど、当時・・・ウーンかれこれ**年前(笑)は、もうちょっと違った位置づけだったように思う。

そういえば父は男くさいものが好きだったようで、任侠ものとかトラック野郎とか、極妻なんかも気に入っていた。
というか、父自身若い頃そんなヤツだったらしい。娘が生まれて人生が変わったのではと思う。
そのわりに小学生だった可愛い一人娘である私に空手を習わせようとしてみたり。
母がギャルの手がゴツくなるからやめてくれ、と懇願してたな。

・・・思い出話から話を戻して。
当時はジャッキー・チェンがのし上がりつつあった時代で、モンキーシリーズが大流行していた。
残念ながら酔拳でブレイクした瞬間は体験してなくて、全てジャッキー売れっ子確定後に観たもの。
とは言っても子供だった私に妙な先入観などあるはずもなく、非常に素直な気持ちで観ることができた。
キャノンボールも再放送含め何回も観たな。
私の歳がバレてしまうけどまぁイイや(笑)
(劇場公開からTVで放映するまで若干タイムラグがあるので、厳密にはバレないはず~再放送何回もしてたし~)

夜は常にNHKか洋画劇場がついていた。
気がつけばジャッキーのうさんくさい演技やら物凄いアクションに真剣にとりつかれ、睡魔と戦いながら観続けた日々。
他にはやたら再放送しまくってた13金シリーズやらシュワちゃん系やらが記憶に残ってる。
大体中盤にさしかかるとちょっとエッチなシーンになったりして、一人気まずい思いをしたもんだ。
今思えば大したことないシーンばっかりだったけど、当時は父に悟られまいと身をかたくして寝たフリをしてみたり(笑)

そうこうするうちに、自分のお小遣いである程度の買物ができる年頃になり、ビデオレンタルに自発的に通うようになった。
ビデオってもんもずいぶん普及しはじめてたし、映画観たさにえらくせがんで買ってもらったビデオデッキ。
レンタル品は時間都合などで1人で観ることが多かったけど、そのおかげか嗜好ジャンルも一気に広がった気がする。

私の成長とともに父は歳をとる。
一緒に洋画劇場を観ていても、父はビールの影響もあり途中で寝てしまうことが増えた。
一緒に映画を体験できない不満と、結末を知ることのできない父がちょっと気の毒にも思えた。
こういった経験のせいなのか、今は劇場で一人で観るのを好む。
もちろん友人と付き合いで劇場に行くこともあって、それはそれで楽しい。
けど余計な感情を排したいのもあるし、娯楽としてお気軽に観る映画、同じ空間を共有するのは父とだけ、という感覚。

ちなみに母親は家事をやってたからなのか、じっくり座って長時間TVを見ることがめったになかった。
そんななかで火曜サスペンス劇場などといったシロモノはえらく好きだったようで、時々珍しくチャンネルを主張してたっけな(笑)

ちなみに父も母も健在。
関西と関東、遠く離れてもう4年ほど会ってないけど( ̄ー ̄ ;
# by bi_ka | 2004-10-27 00:52 | 映画(感想以外) 
ラモーンズ
RAMONES - END OF THE CENTURY

ウッソー、RAMONESの映画が、公開目前!
ぜんっぜん知らなかった。ショック。そして超嬉しい。
ギターのジョニーが永眠したのはつい最近のこと。
ジョーイの死以来、RAMONESを聴くことにちょっと臆病になっていた。
それが回復してきた今日このごろ。

映画公開初日は11月27日。渋谷。
21:20から。
開始時刻・終了時刻ともに時間的にちょっと厳しい。でも行きたいなぁ。初日。
できれば前売りをゲットしてアイテムももらいたい。
いかんせん時間が・・・。
ああ劇場窓口で前売り買った人のみの限定品、ノドから手が出るう。

HPをよく見ると、RAMONESのTシャツを着てきたら缶バッジがもらえるらしい。
Tシャツぎょーさん持ってまっせ。
でもパンクTシャツがすっかり似合わないお年頃になってしまった。
しかも職場にいきなりラモーンズTシャツで出勤したら、さぞ引かれることでしょう。
私そういうキャラじゃないもん。

映画自体もきっと誰も付き合ってくれそうにないから、一人で観に行くことになる。
神様、勇気を下さい。
モヒカン兄ちゃんに踏み潰されませんように(笑)

全国順次公開予定ってのも果たしてどこまで拡大してくれるのか、重要。
もっと近場でやってくれたら、5回くらいは観に行きたいなぁ。
とりあえず早いうちに前売り買いにhey! ho!行くべ!
# by bi_ka | 2004-10-26 01:17 | 音楽 



映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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