ゴロゴロしあたー
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DOA/デッド・オア・アライブ
密かに楽しみにしてて、早々に打ち切られる確率が高そうなので、ヤキモキしてた(^^;
超満足!期待通りの内容、いや期待以上によくできてたと思う~。
なんといっても製作スタッフにポール・アンダーソンが名を連ねてますからね!
低予算・ゲームの映画化でこの人の息がかかってるとなっちゃ、期待しないわけにはいかない。

で、かつては格ゲーマニアだった私でも、デッドオアアライブなんてやったこともなけりゃ、遊びたいとも思わんかった(笑)
テクモのクソゲーっていう意識しかなかったもんな~。
だもんで、映画化にあたってのトンデモ設定とかは特に気にもならないし腹も立たない。
わが神と崇め奉ってたスト2(ヴァンダム主演)も劇場までいそいそ観に行って、特に腹は立たんかったけども~。むしろ笑いを取りまくってくれて楽しかった。ちなみにDVD持ってる(・∀・)

今回観ててまず思ったのは、モータルコンバットによく似てるってこと。
そもそもポール・アンダーソンが関わってるんやから当たり前なんやけど。
モーコンをもっとあっけらか~んと明るく作った感じ。しかし出来映えは明らかにモーコンの方が上。

冒頭でここはいつの時代の中国ですかってほど紫禁城みたいなお城が出て、字幕で石狩山脈。
いきなり笑わせてもらった(笑)劇場まで足を運んでよかったなぁ~って思った瞬間。

デヴォン青木のムスっとした顔がなんか愛らしく見えるところに驚きつつ、対照的な金髪ギャルたちの中で埋もれてなかったのが良かった。
中途半端に可愛い東洋人やとぜったいに埋もれてたと思うよ。

9割がたアクションシーンで埋め尽くされてて、しかもワイヤーの扱いも手馴れたもんで凝ってるからほんま楽しかった!
唐突にビーチバレーシーンが挿入されてたのも吹いた(・∀・)
ギャルたちみんな頑張ってたなー。
一つ残念だったのは、このゲームの唯一のウリ「ちちゆれ」が全くなかったことかな。
デヴォンを含めほとんどのギャルはみんなスレンダー体型で揺れるほどなかったし、一番肉感的だったティナにいたっては立派な筋肉で揺れるどころではないって感じだった(笑)

ケイン・コスギは思ってたより出番があって驚いた。
向こうではショー・コスギの息子っていうネームバリューはどの程度?
役的には微妙だったけど、ギャルメインのお色気映画では扱いは良かったほうか。
アクション面では彼が一番光ってたけど、いかんせんギャル映画。おいしいところは全て持っていかれとりました。

ポール・アンダーソンはこれからどこへ行こうとしてるのかわからんけど、とりあえず当分の間はついて行こうと思う。
モーコンDVD廉価版出して欲しいな~。

MOVIX柏の葉にて。

DOAデッド・オア・アライブ
DOA: DEAD OR ALIVE
2006年 アメリカ・ドイツ・イギリス
監督:コリー・ユン
出演:デヴォン青木、ジェイミー・プレスリー、ケイン・コスギ
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by bi_ka | 2007-02-28 23:14 | 映画(感想) 
幸運の25セント硬貨、読了
キングの短編集読み終わった。
二分冊されてしまった前半に入ってた作品も面白かったけど、この後半部分も粒ぞろいで超楽しめた。

一番気に入ったのは「1408号室」
かなり恐いっていうかゾクゾクさせてもらった。
幽霊屋敷潜入シリーズを書く作家主人公のイメージは、ジャック・ブラックを思い描いた(笑)
「道路ウイルスは北へ向かう」もけっこう恐い感じ。
この2作品はオーソドックスなホラー仕立てで、最近のキング作品としてはかえって新鮮だった。

一番最初に収録されてた「何もかもが究極的」
これはぜひとも長編に膨らませて欲しいと思いながら夢中で読んだ。
訳者のあとがきによるとダークタワーシリーズにゆかりのある人物だとか。

なんとか2月中に読み終わった。
次はまた長編。
明日の通勤電車で「アトランティスのこころ」を読み始める予定。
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by bi_ka | 2007-02-28 23:13 | 本 
ポールがマーティが
最近、月曜日の忙しさが尋常じゃなくて、しばらくヘビメタさん・・・じゃなくて、ロックフジヤマを見逃してた。
今日は久しぶりにちょっと早く帰れて見たら、なんとゲストはポール・ギルバーーーーート!!!
めっちゃツイてたわー。

ポールの姿を半年ぶりくらいで見たけど、予想通り順調に頭髪が薄くなってるのが悲しい。
しかもやっぱり日本語全然上手くなってないし。
この番組、司会からして超バイリンガルやし、日本語が話せなくてもどんどん進行していくところがすごい(笑)
本日持参のギターはアイバニーズの赤にピックガードが黒いやつ。
私が持ってたのと似ててうれしい。
ボディ一面にシールべたべた貼りまくりで相変わらずセンスが飛んでます。
もしかしてレーサーXのTシャツ着てた?うちのテレビ映りが悪くて微妙な部分がよく見えへん。

せんだみつおゲーム(正式名失念)でローリーも加わって、超正統派HR/HM合戦で見ごたえありまくり。
ポール一人テンポがずれてて可愛かった。

そんで本日の目玉、マーティとポールのセッションコーナーが夢のようだった~。
BIG-DETHっていうユニット名だったんや(笑)
MR BIGの曲とMEGADETHの曲それぞれ弾いてくれてめちゃめちゃ感動(;ω;)
ドリルーーー!(笑)
ダディブラザーとトルネードかー、選曲良すぎ。
全国一千万のファンが今ほど日本人で良かったと思ったことはないやろう。
このまま何時間も見てたい気分。

どっちも当時同じくらい好きやったけど、メガデスの曲を演奏するマーティの姿に複雑な思いが去来するな・・・。
ポールはもともとちょっとヘンな人だったのは知ってたから、特に違和感ないんやけど。
ていうか2人がツインギターで早弾きしてるところを見比べたら、なんかマーティちょっと劣ってない?
ポールは毎日練習積んでそうやけど、マーティは違う方面に力注いでそうやもんなぁ(^^;

どうでもいいけど謎のギャルバン。
つまらん質問ぶつけてたのももったいなかったけど、エンディングでポールにかぶるな!
また来週~!のところで、あのでっかいポールが見えへんかったー。
ていうかギャルバンが「仲良くバンドを続けていくには?」って、この2人に聞かんとってやれ(笑)
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by bi_ka | 2007-02-27 01:39 | 音楽 
花咲ける騎士道(1952)
リメイクの方をうっかり先に観てしまってて、やっとオリジナルも観終わった。
リメイク版も今風アレンジで爽やかな冒険アクション映画になってて楽しめたけど、主人公のファンファンだけはどうしても超えられない壁を感じた(-_-;)
ジェラール・フィリップと比べられても困るしかないと思うけど、もうちょっとマシな俳優さん使ってれば良かったのにな~。

全編ジェラール大活躍!
ちゃかちゃかとよく動く少年のような彼を眺めるだけで楽しかった。
若くして亡くなったことが惜しまれます。

特にコスプレ衣装の似合うことといったら。
ルイ15世の時代の兵士の衣装着て剣を持って大暴れするんやけど、群集にまぎれて遠目のショットでもすぐにわかる。
白いタイツもカッコ良く着こなしてるところが何よりも凄い。
スタイルめちゃめちゃいいんでしょうね~。
剣劇シーンもオーバーアクションぎみで夢をかきたてられます。

お話の展開はリメイクとは後半が大きく違ってて、それぞれ楽しめていいと思う。
脇役の良さはオリジナルに軍配が上がるかな。

花咲ける騎士道(1952)
FANFAN LA TULIPE
1952年 フランス・イタリア
監督:クリスチャン=ジャック
出演:ジェラール・フィリップ、ジーナ・ロロブリジーダ
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by bi_ka | 2007-02-25 22:19 | 映画(感想) 
ヒトラー~最後の12日間~
劇場で観たかったのに、口コミでどんどん拡大公開されるも、うちの近所には来てくれなかった・・・。
ナチス映画にハズレなしって感じ。
面白いというと語弊があるけど、見ごたえありました。

邦題から何となく、ヒトラーと秘書個人にスポットを当てて細かく描いてるのかと思ったけど、それだけじゃなく側近たちを含めたナチスの最後の崩壊も描いてて、ちょっと物足りない感じもした。
せっかくブルーノ・ガンツがいい味を出してたので、ヒトラーをもっともっと深くえぐって欲しかったなぁ。
地下シェルター以外の外の出来事や大虐殺など、周知の事実ということを前提にまるで描かれてなかったけど、側近達のエピソードとかも同様に有名ではあるから、もうちょっと削ってヒトラーに時間を割いて欲しかった。

ブルーノ以外の役者さんではフェーゲライン役のトーマス・クレッチマンを最近よく見かける。
ドイツ人らしいいい顔してると思う。
それ以外の役者さんは知らん人ばっかりだった。

ヒトラーが自殺した直後の演出が良かったな。
直接映さず、部下たちの「ついに終わった」っていう複雑な思いがよく伝わってきた。
ヒトラーと側近たちのセリフや行動を見ていると、よくドイツ自身でこんな客観的に作れたなぁって思う。
そしてよくぞ復興したなぁとも。
同盟国であった日本は、今後こんな映画を製作できる日がくるのかな。

映画製作は無理でも今すぐできそうな教訓は含まれてた。
企業のトップに対して、都合の悪いことでもきちんと報告できる体制作りが大事。

ヒトラー ~最後の12日間~
DER UNTERGANG
2004年 ドイツ・イタリア
監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル
出演:ブルーノ・ガンツ、アレクサンドラ・マリア・ラーラ、ユリアーネ・ケーラー、トーマス・クレッチマン
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by bi_ka | 2007-02-25 22:17 | 映画(感想) 
ショーン・オブ・ザ・デッド
ずっと気になってた映画。やっと観た。
レンタル屋さんのホラーコーナーになくて、コメディコーナーにあった(笑)

ゾンビのパロディって知ってたけど、前半がかなり良かった。
後半は普通のゾンビ映画に偏ってしまった感じがして、新鮮味がちょっと薄れた。

前半、主人公のショーンの暮らしに少しずつ少しずつ異変が生じるところにめちゃくちゃワクワク!
つまらない平凡な毎日を送る、ルーチンな映像。
その端々にゾンビ化現象が(笑)
少しずつ汚染されていくロンドンの様子が、テレビのチャンネルザッピングという手法で巧妙に映し出される。
いくら何でも異変に気付けよ、と思うんやけど、彼女のことで頭がいっぱいのショーン。うまい。

庭にいるゾンビに気付くくだりがおかしすぎて、笑いまくった(笑)
生気の感じられないショーンと、同居しているニートのエドのコンビが素敵。
ゆるい空気漂いすぎ。

ついに異変に気付いたゆるい2人が母や恋人を救いに行く、というそれでこそ主人公的な展開になる・・・と思いきや、とりあえずシミュレーションしてしまうところが最高。
何度も計画を練り直すんやけど、どんどん適当っぽい演出になっていくところが天才的。

後半はパブに篭城してゾンビに囲まれまくって超絶望的っていう、ゾンビ映画の王道路線まっしぐら。
仲間割れとかお涙頂戴の展開とか、ゾンビもののパロディ路線から外れることはないけど、ちょっと笑いの要素が薄れてしまいました。
メガネの兄ちゃんがゾンビに群がられるシーンはかなりゾクゾクした!

ゾンビは頭部を破壊すればいいという情報を元に、手短な道具で頭をなぐりまくり、いたぶりまくり。
普段、ゾンビ映画で観客が思ってる疑問なんかも描いてくれた感じ。
あれだけ動きがのろいゾンビなんて実際には恐くないんじゃ?とか逃げ切れるよね?といった疑問に見事に答えてくれててスッキリ。

エンディングがなぜかとても爽やか。
クイーンの曲が流れるスタッフロールも好きです。

ショーン・オブ・ザ・デッド
SHAUN OF THE DEAD
2004年 イギリス
監督:エドガー・ライト
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ケイト・アシュフィールド、ビル・ナイ
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by bi_ka | 2007-02-25 01:53 | 映画(感想) 
桜みちのどらやきまた食べた
b0047061_235740.jpgららぽーと柏の葉に行った時、またどら焼きをおみやげに買ってきた。
私はティラミス、相方にモンブラン。
冷蔵庫から出して30分くらい置いておくと更においしく召し上がれますって書いてあるけど、我慢できへんがな。
冷蔵庫から出したての冷え冷えでもじゅうぶんおいしいと思う。
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by bi_ka | 2007-02-25 01:51 | おやつ&B級グルメ 
ドリームキャッチャー
原作も読み終えたし、記憶が鮮明なうちにと思ってさっそく映画を借りてきた。
レンタル屋さんで探しまくったよ・・・。
まず真っ先にSFコーナーに向かい、隅から隅まで目を皿のようにして探し回り、ホラーかな・・・?と思いつつチェックするもやはり見当たらない。まさか置いてないってことはないやろ、と思い、なんとなくサスペンスコーナーに行ったらあった。
えー・・・サスペンスかなぁ?

まず思ったのは、聞こえてくる悪評ほど悪くないんじゃないかってことと、かなり上手くまとめてあるってこと。
特に冒頭、4人のキャラ紹介が凄い(笑)
原作ではそれぞれに50ページずつくらい割いて紹介されてるのに、映画ではなんと1分もかけてない!
あれだけの大長編・大量の情報を、コンパクトでテンポ良くまとめてあって、脚本そうとういいと思います。
必要な部分をきっちり押さえ、削除しても影響の少なそうなものをスッパリそぎ落とす。こういう作業って才能がないとできないと思うなぁ。

せっかくなのでネタバレを交えつつ、原作との違いを書いてみました。

登場人物について。
少年時代からの友人4人組。

・ジョーンジー
けっこうイメージしてた見た目に近い。ミスターグレイとの表情の変化の演技がいい感じ。
原作では体を乗っ取られた後のジョーンジーの客観的な描写はほとんどないから、映画での解釈は違和感がなかった。
特に記憶倉庫の描写は気に入った。原作ではもっと無機質なだだっ広い倉庫って感じだったけど、これはこれでいいと思う。螺旋階段とか視覚的に綺麗だった。

・ヘンリー
まずメガネをかけていない。原作では鼻までずり下がるほどの古臭い額縁メガネ。
自殺願望がある描写が薄いのが気になった。最終的になくても良かったんじゃないかなと思うほど。
ラストバトルでのジョーンジーとのやり取りがかなり違う。
テレパスなのでミスターグレイが存在してるかどうか、一瞬でわかるはずなのに、映画用設定としてジョーンジーを殺そうとしたり。

・ピートとビーヴァー
原作でもさっさと退場するけど、死んだ後も少年時代のエピソードなどで折に触れ再登場するけど、映画ではそれっきりというけっこう悲しい扱い(笑)
ビーヴの死に様はかなり原作に忠実でいたく感動。
ピートはもっと役に立って死んで行くんですよ・・・もっともっとボロ雑巾のようになって。
そして原作では頭髪が薄くなってる設定だったのに、映画ではなかなかのイケメンになってたピート。

・ダディッツ
4人組が出会う特別な少年。ダウン症候群という設定で英語の発音が不明瞭っていう点も映画と同じ。
とてつもなく美しいブロンドと緑色の瞳を持った、無垢の少年。
穴に落ちた少女をみんなで救うエピソードと対をなすエピソードが削られてました。
4人組が最初に出会った時にダディッツをいじめてた上級生たちはその後死んでます。
4人組は無意識に夢の中でダディッツを核として、彼らを死に追いやっていて、お互いその件についてタブーのまま大人に成長。
ダディッツといるとこの上もなく幸せな気分になれるけど、使い方一つで恐ろしい事態にもなるという描写でした。映画ではいいことづくめっぽかった。


軍隊の人々。

・カーツ・・・映画ではカーティス
なんやこれ。凄い悲しい存在に成り下がっちまったなぁ。
モーガン・フリーマンが演じてるからってのも大きいと思うけど、まるでオーウェンのせいみたいやん。
もっともっと腹黒でもっともっとクレイジーなどうしようもない人物。
オーウェンとは過去の因縁もあって、今回の裏切り行為でついに大爆発となったのだ。

・オーウェン
うーん、原作で一番のお気に入りだった彼ですが、かなり脇役になってしまいました。
トム・サイズモアはかなり似合ってたと思う。イメージしてたより相当カッコ良かった(笑)
みんなが恐れるカーツに唯一対等に渡り合える、肝の据わりきったデキる軍人。
実は少年時代のちょっとしたトラウマがあって、これがグンと魅力あるキャラになってるんです。


ミスターグレイたち

・トイレから登場したモンスター。
人間の体内に寄生してる生き物の原作との見た目の違い。
映画のアレはウナギのバケモノみたいだったけど、原作では「クソいたち」と呼ばれていた。
形状自体は似たようなもんやと思う。目がなくて恐ろしげな歯がいっぱいあって、未発達な消化器官みたいな形状っていう描写だった。

・ミスターグレイ
いわゆる実際の「ロズウェル事件」などなどとリンクしてるって設定で、グレイの肌、裸、頭がでっかくて黒々としたでっかい目がある、代表的な宇宙人像。
映画のミスターグレイは、ただ人種が違う生命体であるという設定だったけど、原作ではあれも仮の姿。
本当は個人ではなくもっと精神の集合体のような霧の存在。
ジョーンジーの勧めで食べたベーコンがお気に入り。
その後殺人行為の魅力にとりつかれる。排泄行為に非常に嫌悪感をいだく。
人間になることに魅力を感じると同時に恐れも抱く。

・リプリー
いわゆる赤いカビ。映画「エイリアン」のヒロインの名前から取ったっていう設定は同じ。
原作では「バイラス」っていう本当の名前もあり。ちなみに「クソいたち」はバイラム。
映画のリプリーはゴテゴテと重厚な見た目だったからちょっと違和感があったなぁ。
もうちょっとパウダースノーっぽいのをイメージしてた。
クソいたちもカビも寒さにめっぽう弱いっていう設定は映画では語られてませんでしたね。


その他、原作からカットしたり変更されたりの点もろもろ。

・体内に寄生された人間のゲップとおなら、映画ではちょっとした笑い種になってたけど、実際にはこの世のものとは思えないほどの激臭らしい・・・。
原作ではかなりイキイキと描写されている箇所でもあり(笑)

・鹿狩り休暇中のヘンリーとピートがゴッセリンズからの帰り道で、女性をひき殺しそうになったところは原作まんま。
その後かなりはしょられてて、実際には気休め程度の避難場所まで大変な苦労をしてる。

・自動車横転後、ジョーンジーたちの山小屋まで物凄い距離を歩くヘンリー。
道中、テレパシーで小屋でのジョーンジーとビーヴ&後方に残してきたピートの異変をキャッチ。

・リプリーの感染設定の違い。
映画ではあまり突っ込んでなかったけど、ちょっとしたケガなどがあるとそこから感染。
軍隊でも大流行。
宇宙船&難民のようなミスターグレイたちを攻撃に向かったブルーボーイの兵士たちもかなり被爆。
ヘンリー、ビーヴ、ピート、オーウェンも感染。
後日談によると人類の半数ほどは抵抗力があり、感染しても自浄作用で治る。
感染者の中でも運が悪い人だけが妊娠してクソいたちを身ごもってしまうということらしい。
そして封鎖地域一帯ではある種のテレパシー能力が広がり、リプリー感染者はそのパワーが大幅アップ。

・難民ミスターグレイを虐殺する軍隊への勘違いが生じそうな演出。
もしかしたら映画では意図してああいった演出にしたのかもしれないけど、原作では両手をあげて無力をアピールするミスターグレイたちは完全に悪者です。
無線がキャッチした彼らのメッセージによると、「我々は無力です」「感染の心配はありません」といった内容が著名人の声音、英語とフランス語で延々と語られてる。哀れを装った凝った演出でした。

・貯水池に向かうまでの道中大幅カット。
先頭にジョーンジー&ミスターグレイ、それを追うヘンリー・オーウェン・ダディッツ、オーウェンを追うカーツ一味の計3台の車での追いかけっこになります。
また、この時アメリカ大統領が世界に向けて世紀の(捏造)大演説。
人類は宇宙人の存在を知るけど、脅威は収束に向かっている、危険はないと聞かされます。

・カーツはリプリーに感染していないので先行するオーウェンたちの状況がわからないけど、同乗者としてリプリーに感染した2人の逃亡兵士を連行、更にドライバーとして腹心の部下を連れ、4人乗りに。
感染者のうちの一人は途中でカーツに殺され、残る一人はバイラムをみごもっており、強烈なテレパスに。彼の能力を頼りにひたすら追い続けて貯水池まで。


・まったく違うエンディング
原作でのラストバトルについては以下です。

貯水池になんとかたどりついたミスターグレイ/ジョーンジー。バイラムをみごもった犬をかついで放流地点までついに到着。
マンホールの蓋がなかなか開かない!なんとかわずかな隙間ができ、犬をぎゅうぎゅうおしこめる。

遅れて到着したヘンリーたち。車の中で抱き合ったまま眠っているかのようなヘンリーと瀕死のダディッツ。
オーウェンは2人を残し、ライフルを手に取りグレイのもとへ。

更に遅れて到着したカーツたち。バイラムを身ごもる部下は意識を失っており放置。ドライバーのフレディを連れオーウェン暗殺に向かう。
途中でヘンリー達の車を発見。オーウェンの細工とダディッツの力によって、カーツの魔の手を逃れたヘンリー達。

眠っていたのではなく、ダディッツの力を借りジョーンジーの心を救いに行ったヘンリー。
ジョーンジーが交通事故に遭った時に夢に見た病室で、ヘンリーとジョーンジーは少年の姿で落ち合う。
病室ではベッドに横たわるミスターグレイ。
グレイが見るテレビの画面では今にも犬がマンホールを通り抜けそうに。
ヘンリー少年が枕をグレイの顔に押し付け、ジョーンジー少年がそのノドをかっさばく。
ダディッツの死が更に近づき、病室から掻き消えるヘンリー少年とジョーンジー少年。

犬を落とそうとしていたグレイは息絶え、ジョーンジーの体がその場に倒れこむ。
犬の体からバイラムが誕生、本能のままに水流に飛び込もうとしているその時、オーウェンが到着。
バイラムを見て固まるオーウェン。
ジョーンジーがバイラムを撃て!と叫ぶも体が動いてくれないオーウェン。

車中で意識が戻ったヘンリー。
ヘンリーの腕の中で今まさに死につつあるダディッツが最後の力をふりしぼり、銃を撃つ仕草。
オーウェンは不思議な力に突き動かされ銃を持ち上げる。
いったん硬直が解けた後はバイラムを的確に撃ち殺す。

事故の怪我が再発して動けないジョーンジーをその場に残し外に出るオーウェン。
カーツが暗殺に来てる予感がするも、手立てがなく車に戻ろうとしてるところを物陰から撃たれてしまいました。
雪の上に倒れこむオーウェンを見下ろすカーツ。愛しさ余って憎さ1万倍ほどのセリフを投げかけるカーツ。
突然カーツの頭が弾け飛んだ!
撃ったのはドライバーであり腹心の部下でもあるフレディでした。自分もこの後殺されるとわかってたので、やるしかなかったとオーウェンに告げるフレディ。
オーウェンはバイラムをやっつけ世界を救ったことにより、過去のトラウマから解放されながら安らかな永遠の眠りに。

フレディが車に戻ると放置していた同乗者から生まれていたバイラムに襲われあっけなく死亡。
それを見ていたヘンリーはボロボロの疲れた体でなんとか車ごとバイラムを炎上させることに成功。

そしてエピローグ。その後、軍に隔離されたジョーンジーとヘンリー。
丁重な扱いを受けつつも色んな検査を受け、ようやく平穏な生活に戻りました。
ジョーンジー・妻・子とヘンリーでの楽しいバーベキュー。2人はあれこれ回想。
またグレイたちは侵略にくるかな?たぶん来る。でも今すぐというわけではないだろう。

--エンド--

まとめる能力に欠けるのでだらだらと長文になってしまった。
映画でのラストバトルは壮絶なB級SFだったので、すごい笑った(笑)
まるでダディッツもエイリアンであったかのようで、物凄い拡大解釈でやや引いた部分もあったけど、あれはあれで派手でまぁ良かったんじゃないかなぁ。
原作ではエイリアンというよりは神から与えられた少年っていう位置づけだったと思います。

ドリームキャッチャー
DREAMCATCHER
2003年 アメリカ
監督:ローレンス・カスダン
出演:トーマス・ジェーン、ダミアン・ルイス、トム・サイズモア、ジェイソン・リー、ドニー・ウォールバーグ、モーガン・フリーマン
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by bi_ka | 2007-02-22 00:29 | 映画(感想) 
ザ・シング
うわー、超真面目に作った超低予算映画でしたー。
遊び心がまったく感じられない、とてもとても誠実な、教科書のようなB級映画って感じ。

一番良いなと思ったのは、人里離れまくった山奥での孤独を感じさせるところかな。
ダムの監視を務めるヒロインが、得体の知れないモンスターとガッツリ戦い合う、山奥版エイリアン映画。
ヒロインに関わった人々は、次から次へと残虐な殺され方をしていくっていうお約束展開はいいですな。安定して楽しめますから。
更に、これまたお約束である、登場人物たちがことごとくおバカな行動を取って自滅してしまうパターンもばっちり。

ただしプロローグをのぞいて、本編で登場する犠牲者がちょっと少ない&どうでもいい人が多いので、いまいち盛り上がりきれない。
ヒロインに思いを寄せる男性にいたっては、完全にヒロインのトラウマを乗り越える為だけの道具と化していてかなりあわれ。
道に迷った夫婦のダンナの方がちょっと面白いキャラだったから、もうちょっと長いこと使ってもらいたかったな。

どうやら軍隊出身らしいヒロインが、想像を絶するタフさで、犠牲になっていった人々の哀れさ倍増ですよ。
せっかく埋めておいた死体が何回も掘り起こされるも、せっせと埋めなおす真面目さとか、惨殺死体がドサー!と転がってきても一瞬驚いた後には何事もなかったかのように口論を続けたりと、ほんま恐ろしい女やったで。

あのモンスターにひょっとしたら女性らしさが残ってるかもしれない、と助言を残してさっさとお亡くなりになった教授。
あんたが助言してあげたヒロインにこそ、そんなものはなかったらしい。

最終的にダムが大決壊するっていう、ドハデなスペクタクルシーンをチラと期待してしまった私がアホでした。
冷静に考えて超低予算映画でそれはない。

この映画で一番の見所はヒロインの飼ってる鳥ちゃん。
ヨウムっていう種類で、うちにいるのと同じやつ。
お喋り炸裂で超可愛かった。うちのヨウムは私にはあんなに甘えてこんけどな・・・。

ザ・シング
IT WAITS
2005年 アメリカ
監督:スティーヴン・R・モンロー
出演:セリナ・ヴィンセント、ドミニク・ザンプローナ
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by bi_ka | 2007-02-21 22:58 | 映画(感想) 
担へ銃
チャップリンの短編映画。独裁者との二本立てで観てきた。
短編はこれまでも何本か観てるけど、これは初めて。
チャップリンの短編および無声映画って、体全体を使った「これが喜劇!」って空気満載で凄く面白い。
こんなに幸せな気分になれる映画って他にある?って思えるほど。

戦場が舞台というのはけっこう珍しいと思うんやけど、まるで緊張感のないムードを醸し出してるところがもうおかしい(笑)
塹壕の中での挙動不審なチャップリン新米兵士が、偶然と強運のおかげで大活躍する、そして・・・というストーリーも楽しい。
銃を手にする珍しいチャップリンが拝める、ちょっとした冒険活劇映画みたいなところも。
木のかぶりもので動きが制限されてるチャップリンも可笑しかった(笑)

製作された時代を考えても物凄い撮影やな!と思うシーンもあるし、どう考えても体をはってますってところが凄い。
きっとチャップリンや相手の役者さんたちは生傷が絶えなかったでしょう。
ヒロインはチャップリンの短編でおなじみのエドナ。
ちょっとふっくらした聖母のような女性。いいコンビや。

短編は笑いが濃縮されてて、好きなだけ笑い転げて楽しむのが一番やと思うけど、今回とてもじゃないけどそういう空気じゃなくてけっこうつらかった(^^;
お客さんは年配の人ばっかり10人弱だったけど、やたらトイレへの出入りはしまくるのに、それ以外は死んでる?と思うほど静まり返ってて・・・。
私はというとシーンとした中でたまに耐え切れずプッ、とかウッってなったけど、他に笑い声が聞こえて来なかった(-_-;)みんな我慢してたのかなー。

北千住シネマブルースタジオにて

担へ銃
SHOULDER ARMS
1918年 アメリカ
監督:チャールズ・チャップリン
出演:チャールズ・チャップリン、エドナ・パーヴィアンス
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by bi_ka | 2007-02-21 22:55 | 映画(感想) 



映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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