ゴロゴロしあたー
カテゴリ:本 ( 32 )
ドラゴンの眼 上下巻
ずっと読んでみたかったキング本。
出版された当時なんだか忙しくて買いそびれてそのまま入手困難になってしまってた。
中古で買うのはいやなので、文庫化されるのを待ってたけど、いっこうにされる気配がない。ひどいよ。大人の事情?できないなら版権手放してよ。
そして我慢できず図書館で借りてついに読破した。

キングが娘ナオミのために書いた童話ファンタジーというのは知ってたし、まぁ子供向けだろうとは思って読んだけど、やっぱり物足りないねぇ。
キングの物語群で重要なキャラであるフラッグが出てるというのも、ぜひとも読んでみたかった要因だったけど、こちらもちょっと・・・。

とは言うものの、正統派もいいところのバリバリのドファンタジーが、キングの天才的なストーリーテリングで楽しめるのは幸せなことです。
ナオミちゃんがうらやましいよね、世界中のキングファン。
あとタナボタのピーター・ストラウブ(笑)

軽いタッチで人物描写もあっさり、全体の構成も素直。書こうと思えばこういうライト小説も書けるんだなキング。
でもやっぱり、いつものくどくて変態チックなキング本のほうがいいね、断然。
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by bi_ka | 2012-12-14 11:52 | 本 
ダーク・タワーV カーラの狼 上・中・下巻
スティーヴン・キングのダークタワーシリーズ、第五部、カーラの狼。

文庫本3分冊というボリュームにもかかわらず、面白くて面白くて、電車通勤だけなのにあっという間に読み終わった(私にしては)。
全体的に派手なアクションシーンや冒険が多いのと、狼の謎のひっぱりがうまくてうまくて。

読む前、なんとなくカーラって女性の名前なのかなぁって思ってました。
戦士的な女性と狼の物語かしら、みたいな。ぜんぜん違いましたねぇ。

さらにさらに、まさかのキング初期の名作「呪われた町」が大きくかかわっていた。
ほとんどのキング作品がつながっているとはいえ、ここまで深く関係しているなんて思いもしなかった。
かれこれ20年ほども前に読んだお話の内容なんて、ほとんど覚えてないっす。もう一回読み直したいなぁと思いつつ、本編を読了してしまった。

各所で立つ死亡フラグと、思いもよらない形でそれを裏切るキングのストーリーテリングに、これでもかってほど酔いしれられる作品でした。
ボケ老人の過去の栄光的な逸話がとても面白かったので、できればスピンオフ?みたいな別冊を書いて欲しいです。ほんの数ページであれだけ深い背景を感じさせたりドラマチックな展開にしたり、なんてすごいんだキング。
夢中でお話を聞くエディと完全に同化してた!

終盤でキングの実名が出てきたところで、なんかちょっぴりいやな予感がします。
まさかの夢オチじゃないけど、それに近いエンディングだったらどうしよう。

そして続けざまに第六部スザンナの歌に取り掛かりました。
長大なダークタワーシリーズもいよいよ終盤戦に入ってきた感じ。

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by bi_ka | 2011-11-13 23:29 | 本 
ダーク・タワーIV 魔道師と水晶球(上・中・下巻)
キングのライフワーク、暗黒の塔シリーズ第4弾3冊、やっと読み終えた。
半年くらいかかったような気がするけど、体感的にはもっと長かった・・・。

とにかくタルい。陳腐なハーレクインロマンスでも読まされてるような感覚。タルイ。
とくに中巻がひどくて、老害ローランドの思い出語りはとどまるところを知らない。
しまいにはローランドとスーザンのカップルに嫌気がさしてきて、見たくない(読みたくない)のにグイグイ押し付けてくる。
とにかく過去のエピソードは重要だからと自分に言い聞かせ、2人の甘酸っぱい青春時代をクリアした。

カスバートとアランとの西部劇さながらのアクションシーンは飛びぬけて面白かったのになぁ。
カスバートかわいいよカスバート。
そして悪人側のほうが魅力的なのは相変わらず。
エルドレッド・ジョナスは特によかった。
いい感じの小物臭とバックグラウンド。悪人ながらも一本筋が通ってて若かりし頃のローランドとは大違い。わざと対比させてるのかな。

3冊終わった時の安堵感というか、開放感は並々ならぬものがあった。
間髪いれず続きに取り掛かったが、すでにもう上巻の半分まできた。とても面白くなりそうな予感。

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by bi_ka | 2011-07-21 23:02 | 本 
ダークタワー 荒地/上下巻
スティーブン・キングの暗黒の塔シリーズ3作目、荒地の上と下を読み終えた。
これで以前読んでた分は終了!
暴走列車に乗り込んで続く!のまま何年も経ってて、ああいよいよ!ついに続きが読める。
確か角川版では次もう一冊出てたと思うけど、忙しかったからか読んでなかった。

あらためて感じる。この終わり方はどう考えてもひどい。
グリーンマイルみたいに毎月1冊出るっていうなら我慢もできよう。
引っ張りますなぁキング。

そして今やっとその暴走列車の続きを読んでて、列車パートはすごい勢いで読みおわった。マンゾク。

ところで、会社が休みに入ったので次の文庫(魔道師と水晶球)を持って美容院に行ってきた。
施術中、途中で入れ替わってやってきたギャルチックな美容師見習い?さんが
「カゲロウですか?(笑)」
…('_')?一瞬意味がわからなかった。そしてひらめいた。
「ちょ、違いますよ!あんなの読みませんよ^_^;」(←カゲロウ、読んでもないのに全否定)
言った直後しまった!と思った。このギャルが水嶋ヒロファンで速攻読んでたら失礼だったかも、あ、でもカゲロウまだハードカバーしか出てないんじゃね?そもそも私が手にしてるの文庫だし、と思い直した。

いや~失礼しちゃうわ!夏目漱石の卒論を書いた自称文学派の私に向かって。プンプンって感じ。
美容師とか水商売とかって厚い客層に合わせて意外に話題や知識が豊富だと思ってたけど、例外もいるらしい。
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by bi_ka | 2010-12-29 19:40 | 本 
ダークタワー 運命の3人 上・下巻
スティーブン・キングの暗黒の塔シリーズ第2弾、ザ・スリーの文庫、上下巻読み終わった。

角川版の時めちゃくちゃ夢中で読んだわけで、今回も同じように楽しく読めた。
最初の「ガンスリンガー」次の「荒地」と比べて、面白さが突出してると思うなぁ。
扉はもちろんのこと、重要な仲間との出会いがわくわくしまくり。

一作目でややウザかったローランドは今回毒で弱っていい感じ。スザンナもエディも超好き。

複数の登場人物の操り方や感情移入のさせ方が天才的なキング。

早速次の章「荒地」に取り掛かった。
角川ではちょっとダルかった印象があるけど、再読してどう感じるでしょうか。

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by bi_ka | 2010-08-27 23:24 | 本 
ダーク・タワー1 ガンスリンガー
スティーブン・キングの超長編ダークタワーシリーズが文庫本化、完結したので読まなければと思い続けて数年すぎてしまった。
そしてついに1巻読了。
といっても角川版で途中まで読んでたので、再読にあたるけど。

そこそこ忘れてるのと、数巻分先まで展開を知ってるのとで、意外と新しい発見があったりして面白かったです。本国版の挿絵があるのも地味に嬉しい。
なにげにキングの他の本より読みやすいんです。

昔読んでた頃、ローランドがとてつもなく格好いいと思ってたけど、数年ごしに再会してみると、なんか中二病全開!みたいな感じでちょっと微妙だった。
自分が年をとったってことでしょう。

最後まで読みきったらぜったいにまたこの1巻を流し読みしようと思います。
ものすごくたくさんの伏線が散りばめられてるのが今回よくわかりました。

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by bi_ka | 2010-06-22 22:40 | 本 
夜がはじまるとき
スティーヴン・キングの短編集読了。
去年出た『夕暮れをすぎて』の片割れ。後半6作品収録。
前半作品同様に死生観が強く出てるものが多かった。

本作の目玉は2篇、『N』と『どんづまりの窮地』とあとがきに書かれてたけど、個人的にNはそんなに言うほどでもなかった。
いや、じゅうぶんすぎるほど面白かったし、クトゥルー神話もどきの作風も意外ではあった。
でも展開が読めすぎて意外性はかけらもなく、突っ込みも物足りなかった感じ。

もう一篇のどんづまり~は最高に悪趣味な傑作でありました。
リアル描写の天才キングが、小学生が大好きなアレ・・・う○○を微に入り細をうがった表現でこれでもかこれでもかと繰り出すところは、もはやコアな読者への挑戦状ではなかろうか。
自称コアなファンの私(一番のファンではない)は時には負けそうになりながら時にはニヤニヤしながら、最終的にはなぜかちょっと感傷的になりながらめちゃくちゃ堪能させてもらいました。
これは映像化はぜったいない、と言い切りたい一作。

『魔性の猫』は猫マニアにとってたまらん小品。
肉球やらモフモフやら猫パンチやら、ありとあらゆる猫プレイが楽しめます。

収録が一作少ないからか、満足度の点では夕暮れのほうが高かったです。
そしてあとがきにちょこっと載ってた情報がすごく気になります。
日本で映画化権を取った作品がある?らしい???

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by bi_ka | 2010-03-03 21:45 | 本 
Another@綾辻行人
またまた貸してもらって読みました。
超~ぶ厚いハードカバーで一瞬びびったけど、非常に読みやすかったです。
改行多いし口語体ばっかりだし。

綾辻かぁ、今更ながら初めて読むなぁって思いつつ、貸してくれた友人に「綾辻好きなの?」と聞いたんですが、まったく知らない作家らしい。あっそう・・・。
ミステリー界を引っ張ってきたというか、日本の新しいジャンルものの開拓者みたいな感じで結構有名な人と思ってたのに。
他数人にも聞いてみたけどみんな知らなかった。私がスティーヴン・キング好きだから?それとも周囲がモノを知らないだけ?もしくは綾辻はもう過去の人?

以下ちょっぴりネタバレです。

テーマはよかったです。中学校が舞台で夏休みにクライマックスを持ってきているので青春ものっぽくもあり、ライトノベル風の読みやすさ。
リングとか着信ありとか最近のジャパニーズホラーの系統ですね。
導入部から核心に近づくまでの引っ張りが半分辟易するほどしつこくて、それでもぐいぐい読ませてくれます。

そのしつこさが半分アダになったかなぁって思います。
途中で犯人(WHO?の部分)がなんとなくわかってしまいます。
いかにも伏線です!って感じに仕掛けているので、妖しさが突出してるんです。まぁ後出しジャンケンみたいに、突然新しい人物が登場して犯人でした→ズルイ!ってことがなさそうなので安心はできました。
WHO以外にも引っ張ってる謎があるので犯人に目星がついても、さほど先の楽しみをそがれることもありませんでした。

前述のジャパニーズホラーとして映像化すれば面白そうだしウケそう、と思ったけど、映像化は難しいと思われます。
文章だからこそ成し得たトリックが使われているので、もし映像化するとしたらその部分をよほど巧みに隠さないといけないわけです。そもそもの設定を変えてしまわないと無理かとも思えます。

クライマックスの合宿がジャンプの連載打ち切りみたいに大急ぎで風呂敷を畳みました!って風情なのが残念です。
大炎上シーンも主人公の性質のせいもあってか期待したほどの盛り上がりでもないし、淡々と終了。

この主人公もそうですが、ヒロインがもうエヴァンゲリオンの綾波にしか思えなくて、あの声・口調でセリフを読んでしまいます。エヴァを知ってる人ならほぼ間違いなく同じでしょう。
主人公はもちろんシンジくん。達観してるというか大人びててちょっとかわいげのない孤独な少年。あとはトウジみたいな同級生もいたり。

とにかくぶ厚くて重くて、通勤電車の中で読んだんですが、持ち歩くのがつらかったです。
キング作品によくあるような二段組にしたら半分の厚さで済んだと思うな~。
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by bi_ka | 2009-12-23 23:38 | 本 
告白@湊かなえ
友人からハードカバーを貸してもらって読みました。
人からあまり物を借りたりするのが好きではないので、早く返そうと思い2日ほどで読み終わりました。
中味すかすか&何の技巧も凝らされていない素直な文章なので、あっちゅう間。

思えば、日本人の現代作家小説ってめちゃくちゃ久しぶりに読んだな~。
この湊という人、どうやら新人でデビュー作らしい。松たか子で映画化も決定しているそうな。
うーん、私も一発当てたい!

結構関心のある少年犯罪がテーマなのもあっておもしろく読めました。
ただし、登場人物がみんな例外なく腹黒いのに嫌気がさします。
この作家、性悪説志向なんでしょうか。
途中で出てくる熱血教師を完全に笑いものにした設定も、本そのものに対する嫌悪感につながりますね。
時折、登場人物に偏った思想を語らせる部分もうざく感じます。

実際にあった少年犯罪のエピソードをいくつか織り交ぜて現実感を持たせていますが、いかんせん肝心の登場人物たちに現実味がない。
多角的に一つの事件を描いている構成は面白いし、彼らの腹黒さを楽しむことができれば、それなりにいい時間が過ごせると思います。
とりあえず話題作読んどくかー的なお手軽さもあります。所詮は娯楽作品。
借りてタダ読みした私としては満足できました。お金払ってまでは読みたくないかな。

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by bi_ka | 2009-12-14 22:02 | 本 
夕暮れをすぎて
スティーヴン・キング久々の短編集。
2分冊のうちの1冊目。つづきは来春らしい。
読みかけてたヒトラーのわが闘争を中断してキングキング!

どれも非常に面白くて出来がよかったです。
特にジンジャーブレッドガールは最高でした。短編というより短めの中編。
序盤からどんどん展開がかわっていって、読むのを途中でやめられなかった。
このお話に限らないけど、全体的にキングの人生観みたいなものがストレートに出てるなぁって感じ。
自身の交通事故と9.11テロによる影響が色濃いです。

まんま911がテーマのお話もあって、これもなかなか。
しっとりした作風ながら、途中で出てくるおねーちゃんへの仕打ちに笑いがこみ上げます。

笑いといえばエアロバイク。なんじゃこりゃ。
ふざけすぎというか「さすがキング」な超B級的傑作。くだらなすぎ(笑)

ウィラもよかったです。古臭いイメージも気に入りました。どことなく美しいです。
パーキングエリアは主人公とキングを重ねて読むとおかしさ倍増!

久々の短編集は大当たりでキングもまだまだいける!と思えたのでした。
全体的に細かい伏線的なものを回収しないまま放置してある大雑把なところがあって、かなり読みやすかったです。
後半部分の短編も早く読みたいです。あと最近出た長編、欲しいけど高いし持ち歩けないし我慢・・・。

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by bi_ka | 2009-12-02 22:47 | 本 



映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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