昨年夏公開され、思わぬ大ヒットを記録したアクション大作。
ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」をそのまんま映画にした出来映えはお見事でした。
そもそもカリブの海賊にはそれなりのバックストーリーがあるというのは知ってたけど、映画を見てナルホドなぁと。
ディズニー映画なだけあって、安心して観ることのできる良質な映画に仕上がりました。
お知り合いのおじょうちゃんおぼっちゃんにオススメなんかすると、好感度バッチリかもしれません(笑)
個人的に海賊モノが大好きなので、そりゃもう公開前から楽しみにしてた一品。
思わずパンフレットだけでは気が済まず、携帯ストラップも購入してしまった。
このストラップを愛用してかれこれ1年と数ヶ月。
いまだに気に入っている。
携帯がカメラ付きじゃないのが泣けるが・・・。
2003年8月、
シネスクープにて鑑賞。
上映間際に入った為座席があまり空いてなくて、仕方なく最前列!で鑑賞。
上映時間の長さもあり、首が痛かった。
けど、ある意味良い席だなぁとも思った。
なぜなら、まさにディズニーランドのアトラクション気分が味わえたから。
目の前で繰り広げられるカリブ海での戦闘など臨場感たっぷりで、こちらがフロートに乗って体験してるような気分に。
さてさて、ストーリーの方はというとお子様向けという感は否めない。
しかしセットや衣装などかなりお金がかかってるようで、雰囲気は十分楽しめる。
ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのキャラ作りは大したもの。
独創性と個性の強い、愛らしく印象深い海賊像。
本作成功の大部分は彼の仕事によるものと言っても過言ではない。
ロードオブザリングで世界中の女性を虜にしてしまったという鳴り物つきのオーランド・ブルームは、完全にジョニーに呑まれてしまった。
多少情けない若造という役どころなので、結果としてそれもまた良かったようにも感じる。
ヒロインのキーラ・ナイトレイは日本人好みの美人で、良い感じで華をそえていた。
ま、いてもジャマにはならないといった程度。
2004年公開された
キングアーサーでの彼女は、目障りといってもいいほど奇抜であった( ̄- ̄
華を添えるという点では、もう少し派手な衣装を増やしてあげても良かったのでは。
何度か鑑賞すると上記役者よりも、悪役のジェフリー・ラッシュ(キャプテン・バルボッサ)の良さがジワジワとにじみ出てくる。
深みのある演技、悪の華といった風情で彼の出ているシーンはそれだけで引き締まってるように見える。
立ち居振る舞いから違ってるってのかな・・。
ジャック・スパロウの立ち居振る舞いも十分イカレてるのだが。
現在続編を鋭意製作中とのことで、楽しみではあるが本作以上の過度の期待はしないでおこう。
どうやら噂ではジャック・スパロウのモデルとなったキース・リチャーズが出演するらしいが、どうか許せる範囲内での演技でおさめてもらいたい。
優れたミュージシャンが優れた役者であるとは限らない。
ただ、彼のファッションだけは楽しみではある。
それから本作未見の方は、スタッフロール後もしっかり観て欲しい。
パイレーツ・オブ・カリビアン続編パート2の感想
パイレーツ・オブ・カリビアン呪われた海賊たち
PIRATES OF THE CARIBBEAN / THE CURSE OF THE BLACK PEARL
2003年 米
監督:ゴア・ヴァービンスキー
主演:ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、ジェフリー・ラッシュ