人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ゴロゴロしあたー
カサンドラ・クロス
しまった!レンタルしてきたのはいいものの、結構何回も観まくった映画だった!
序盤に事件が起こりバート・ランカスターが登場してちょっとイヤな予感・・・その後リチャード・ハリスが出て決定的に思い出した~。
子供の頃にテレビ映画で観て物凄い恐かったけど面白かったなぁ。好みの映画って歳をとっても変わらんね。

細かい部分はさすがに忘れてたけど、何回観ても面白いものは面白い。
この時代ならではの不気味な雰囲気が漂ってていいなぁ。今作ろうと思っても絶対に無理。映像的には比べられないほど凄い映画はいくらでもできるけど、作品全体から漂う空気だけは作れない。
それに当時けっこう流行していたオールキャスト映画っていうものも、今はないですね。せいぜい主役を取り巻く何人かに微妙ランクの役者が出ている程度。あ、最近のオーシャンズシリーズとか狙ったアイドル作品的なものは論外でっせ(笑)
このカサンドラにはあっけなく死んでしまう人にも重鎮と言われる名優がぜいたくに使われてたりして、作品全体の質がどどーんとアップしてるのは間違いないでしょう。

そういえばマーチン・シーンも微妙に脇役っぽいけどいい味出してたなぁ。私にとってみればあまりにも息子2人にそっくりすぎて笑えて仕方ないけど(笑)
思えば子供の頃から彼らは親子二代に渡って私の映画人生に影響を与えてくれたんやな。
父マーチンの方が圧倒的に素晴らしい作品に出てる率が高いところがちょっとせつない。

リチャード・ハリスは最近の若者からするとハリーポッターの校長先生のイメージが強いんでしょうな。
若い頃の彼の作品はどれも熱血漢っていうか苦難に立ち向かうキャラを演じさせたらピカ一な役ばかり。子供たちのヒーロー的存在だったと言っても差し支えないでしょう。まぁ私自身もリアルタイムではないけど、テレビで散々お世話になってたし。

子供の頃の印象はただただ暴走する列車、刻一刻とカサンドラクロス鉄橋へ向かう点滅路線図のランプが恐くてワクワクしてたけど、今観るとエンディングの余韻が凄い。
子供心に恐くて仕方なかったバート・ランカスター演じる大佐、しかしその彼を上回る恐さが用意されてることが素晴らしい。まさに時代を反映していて興味深いです。
やっぱり60~70年代のパニック映画ほど素晴らしいものはない!

カサンドラ・クロス
THE CASSANDRA CROSSING
1976年 イタリア・イギリス
監督:ジョルジ・パン・コスマトス
出演:リチャード・ハリス、ソフィア・ローレン、バート・ランカスター、マーチン・シーン、O・J・シンプソン、イングリッド・チューリン
by bi_ka | 2006-11-29 00:17 | 映画(感想) 
<< エイリアンVSヴァネッサ・パラディ キング再開 >>



映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
カテゴリ
映画(感想) 
 ├目次・あ行~さ行
 ├目次・た行~は行
 └目次・ま行~わ行
映画(感想以外) 
日記+その他 
おやつ&B級グルメ 
おでかけ&地域&旅行
音楽 
本 
ゲーム 
プロフィール
以前の記事
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
more...
最新のトラックバック
タグ
(106)
(71)
(68)
(52)
(50)
(45)
(44)
(41)
(28)
(26)
(25)
(25)
(21)
(20)
(18)
(16)
(15)
(15)
(13)
(12)
フォロー中のブログ
the borderland 
samuraiの気になる...
怠け者の右手
Dalmatian Do...
小六のB級A画館
ポカリと酒と建築と
記事ランキング
検索
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
ブログジャンル
画像一覧