ゴロゴロしあたー
オーメン(2006)
b0047061_21293652.jpgオリジナルを幼い頃にテレビで何回も何回も観てる世代としては、2006年6月6日公開というイベントがらみも兼ねてぜひチェックしておきたい映画です。残念ながら666日当日に観ることはできなかったけど。
ちなみに1000年に一回の666の日ということですが、別に10年ごとの666でもいいやんとか思ってしまう。こういうのを野暮っていうんですね(笑)

最近リメイクものばかりでなんだかなーと思わなくもないけど、今回のようなお祭り企画的なものならまぁ許してもいいかぁ。
というような軽ぅい気持ちで観たので、オリジナルでストーリーを全て知ってるにも関わらずけっこう楽しめました。
オリジナルとの違いが楽しみだったんだけど、そこは驚くほど同じでした。現代の技術を取り入れようとしたのか、ショッキングな惨殺シーンは多少変わってたりもしたけど、登場人物からストーリーにいたるまですべてオリジナルまんまです。
とはいえ、ただ真似ただけでなくカメラアングルやテンポなどはかなり上手いなぁと感じました。なのでリメイク作品としては新鮮味がない点を除けば可もなく不可もなくとてもとても無難という印象。

余談ですが以前何気なくテレビをつけたらそれなりに最近っぽい洋画をやってて、どうもヒッチコックのサイコに似てるなぁ~なんて思いつつちょっと観てみたことがあったんですが、ほんの数分観て気付いたんですよね。ああ、これがリメイクのサイコか!うげー、なんでここまでオリジナルのコピー作品にしたんじゃーとね。構図とか寸分違わず同じであきれました。
オーメンリメイクはここまでひねりがないわけでもないし、ふざけた感じもせず、それなりにきちんと作られてあったので安心しました。オリジナルを知らない人にとってはそこそこ楽しめるんじゃないかなと思います。まぁオリジナルが良いからこその面白さだとは思うけど。

そしてお祭り気分的に観る楽しみの他に劇場で観る価値があるところといえば、音響と大画面ですかねやっぱり。卑怯だーとも感じるけど、突然の大音響と何かが襲ってくる映像のビックリ仕掛け、これは自宅でウダウダ観ててもあんまり衝撃的じゃないでしょうから。むしろ寒い仕掛けと感じてしまうかも。このリメイク版ではショッキングで不快な映像が時々挿入されたり、急な大音響が何箇所かあって、オカルトというよりはむしろホラー映画に近いものを感じました。同じ空間にいる知らないお客さんで構成される奇妙な空間を十分堪能させてもらい満足。

#####以下にオリジナルを含むネタバレがありますのでご注意#####

見所の一つである多彩な死にざまについては、一番最初のシーンでちょっとオリジナルファンにやりって感じですかね。神父さんについては演技はとても良かったけど、死のシーンはオリジナルに軍配。ちょっと衝撃度に欠けました。カメラマンがガラスで首を切断されコロコロするシーンは映画史上の名シーンでもあるわけですが、今回ちょっと変わっていました。いや、見方によるとちょっとどころかかなり変わっていましたね。車の通れない場所だったので、惨殺予兆キターと思った時、どういう風に見せてくれるのかちょっとワクワクしました。まぁ満足。

満足満足と書いてるだけあって概ね満足はできたんですが、ダミアンの母にはかなり不満足。最近DVDで観た「ボーン・スプレマシー」にちょっとだけ出てた諜報員の女性だというのはすぐにわかったけど、ボーンではそれなりに魅力があったけど、今回はかなり微妙だった・・・。大使の奥さんにしてはかなり役不足。もっともっと美しい人が良かったなぁ。演技についても元々の顔つきのせいなのか、どうも感情表現が乏しく感じたし。殺されるシーンも全然良くなかった。死に方としては自分に置き換えると一番イヤかもしれないけど、観客として観るとあんまりときめかない死に方。

なにげに乳母役にミア・ファローが出ているのが凄い。「ローズマリーの赤ちゃん」で悪魔の子を産んでから幾歳月(笑)初登場シーンでは場の空気がガラリと変わって感じられました。往年の時代の映画を好んで観ていただけに老け具合にはかなりショックでしたけど、あの夢見るような目つき、現実感のないはかなげでうつろな感じは綺麗に残っていました。オリジナル版に負けない存在感ある乳母だったのはさすがです。

ダミアン役の子は確かに可愛らしかったけど、終始むっつりすごんでてこれまたなんだかなー。あれは完全に自分の正体を自覚している、子供の皮をかぶった悪魔そのもの。リメイクなんだからそれもありか、と思いたいけど、もしかしたら時代を反映してるのかもしれませんね。
あと、エンドロールにちょっとだけオリジナルっぽいアレンジの曲が流れますので、ぜひ最後まで座って聴きたいところですね。

過去の名作を知る機会のない若い人たちがオリジナルに触れるいいきっかけになればいいなと思います。

有楽町スバル座にて

オーメン(2006)
THE OMEN
2006年 アメリカ
監督:ジョン・ムーア
出演:リーヴ・シュレイバー、ジュリア・スタイルズ、ミア・ファロー
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by bi_ka | 2006-06-16 21:30 | 映画(感想) 
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映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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