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ゴロゴロしあたー
ボーン・スプレマシー
ちまたでは一作目「ボーン・アイデンティティー」と共になかなか評判が良いようなので、そのうちまとめてレンタルで観ようと思ってたんですが、友人がこの二作目のDVDだけを貸してくれました(笑)
前作観てないけどまぁいっか~と軽く鑑賞したものの、やっぱり微妙に設定についていけなかった。そもそもなんで記憶喪失なのかとか、中途半端に自分のことを知ってる主人公ボーンのキャラがつかみきれなかったりとか。
まぁ細かいことを考えなければ途中からぐんぐん面白くなってきましたけどね。

とにかく一番思ったのはハンディカム多用しすぎなところ。多分ドキュメンタリータッチの淡々とした客観的なイメージを狙ったんだと思うけど、ちょっと何をやってるのかわかりづらいほどで、やりすぎ。狙い通りの効果はあったと思うけど、もうちょっとグラグラを押さえて欲しかったな。動体視力がついて行かず、もっとじっくり画面が観たいのにボーっと観るしかない場面が多かったし。

目まぐるしい映像切り替えに加えてショット自体がこれまた劇画調というんですか。カット間のつながりが激しく省略されてる上に多角的にとらえた映像の繰り返しでシーンが進んで行くんですよね。一つのシーンを撮るのにけっこう時間がかかってそうです。ある種の熱意が感じられます。

そして、全体的にセリフ少なっ!映像のつなぎだけでストーリーを進めていくパワーはかなり凄いと感じました。ボーンの動きには全て何か意味があるというようなセリフが登場しますが、まさにそれを象徴するかのような構成で、この映画の醍醐味はまさにここにあるんでしょうか。ディテールの細かさや爽快感がツボにはまります。
観ていてふと「ジャッカルの日」を思い出しました。デキる主人公(殺し屋)の一挙手一投足がつぶさに描写されている点でよく似ているなあと。

ところでカール・アーバンは最近ちょこちょこ見かけますが、なんとも悪役が似合いますなぁ。あんまり喋らない不気味な悪役ってなんかいいですね。
どうやらパート3がある?とのことで、カール・アーバン続投ぜひきぼんぬ。それまでに一作目も観ておかねばですな。

ボーン・スプレマシー
THE BOURNE SUPREMACY
2004年 アメリカ
監督:ポール・グリーングラス
出演:マット・デイモン、ジョーン・アレン、カール・アーバン、フランカ・ポテンテ
by bi_ka | 2006-06-03 19:52 | 映画(感想) 
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映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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