ザ・ロック主演のアクション映画。劇場で観たかったんですが、上映期間の短さと公開劇場の少なさで諦めてたんですが、レンタルしてみてやっぱり劇場で堪能したかったなぁ・・・と。
ザ・ロックの映画はレスラー経験をいかしたバリバリのアクションがかなり楽しめるので、私としてはそれだけでハズレがないっていうか。スタントマンを使ってる部分もあると思うけど、おそらくほとんどのアクションは本人がやってそうなところもいいし。
今回の映画では昔ながらのお手製アクションに加えて、今はやりのワイヤーアクションもこってりと。ちょっとくどいかな~と思うくらいワイヤーワイヤーしてますが、キレがいいしポーズも決まってるので見ててとっても気持ち良かったです。
ワイヤーアクションの新境地を開いたとも言えるマトリックスと比べても、やっぱりザ・ロックの動きは凄い!両方のメイキング映像を見てもキアヌとザ・ロックのそもそものレベルが違うことがよくわかります。キアヌのひょろっとした体でのワイヤーも味はあったけど(笑)
そしてプロローグからタイトルロゴにもっていくまでが長いこと!(笑)意味もなく仰々しい感じがしていいですな。しかもしょっぱなから突然にシュワちゃんがカメラを横切ります。超カメオ。
これはおそらくシュワの正当後継者もしくは世代交代っていう意味合いがあるのではないかと思われ。まさかザ・ロックが知事にまでなるとは思えないけど(^^;
あとこの映画を観る目当てがもう一つ!私の大好きなクリストファー・ウォーケンが出ているのです~。ウォーケン出演作は星の数ほどあるけど、この作品はかなり当たりの部類。本当に作品を選ばないお方です。最近すっかり悪役ばっかりで今回もそうなんですが、静かなたたずまいの中にも狂気がやどる雰囲気がとてもグッドでした。相変わらずあやしい眼光のするどさ。目だけで演技ができる数少ない一人、だと思ってます。
この映画での悪役はおそらくそれなりの俳優さんなら誰でもこなせたと思いますが、ウォーケン演じる悪役はまさに彼にしかできない役柄なのです。上品さを保ちつつチンケな悪役っていうか。一つ残念だったのはダンスっぽい動きがなかったこと。けっこう一瞬芸としてダンサーっぽい動きを入れてくれることが多いんですが、カットされたのかな?
もう一人のメイン出演者であるショーン・ウィリアム・スコット。「アメリカン・パイ」シリーズや「ファイナル・デスティネーション」など青春映画でお馴染みの人ですが、今回ガラリと印象が変わりました。ケチなチンピラの雰囲気を残しつつも味のあるコミカルなシーンとか体をはったアクションもバリバリこなしてました。超マッチョな肉体美にも驚いてしまったり。あの顔にはちょっと合わないよ~あのムキムキ。アイフ○の上半身だけ鍛えてマヌケなオヤジのCMなみ(笑)
個人的に今後要チェックな俳優さんの一人って感じでもあります。ガンバレー。
そして俳優目当てじゃない人にもぜひオススメしたいのが、大掛かりなアクションやら爆発炎上やら体をはったスタントシーンやらてんこもりな部分。CG技術に頼らない(一部頼ってるけど)セットによる大爆発とか建物崩壊とかは、やっぱり緊張感とか熱意の伝わってきかたが半端じゃありません。ジャングルでの急な斜面を2人でぶつかりながら転がり落ちるところとか、スタントの人が死んでてもおかしくないよってくらい凄かったし。
迫力を求める為なのかカメラの切り替えがやや頻繁で、目がチカチカ疲れることもあったけど、とにかくアクション映画としてかなりよくできてると思います。ぜひぜひ多くの人に観てもらいたいですね。
ランダウン ロッキング・ザ・アマゾン
THE RUNDOWN
2004年 アメリカ
監督:ピーター・バーグ
出演:ザ・ロック、ショーン・ウィリアム・スコット、クリストファー・ウォーケン