ゴロゴロしあたー
連合赤軍「あさま山荘」事件@佐々淳行
後藤田正晴氏が亡くなりました。
その後藤田氏を永遠の上司と公言している佐々淳行氏の本。
あさま山荘事件の現場指揮を取った人の著書なので、警察側のみのドキュメンタリー形式本ですが、非常に興味深く読めました。

他の事件と比較対照しながら話が進行してへぇ~と思うことも多々。
非常に理論的にまとめられていて、著者の文才もあってのことでしょう、とても読みやすかった。
時々自慢とも取れる表現も出てきてちょっとハナにつきますが、確かな自信と経験に裏づけされたものなので、納得できてしまいます。アメリカ人的とも言えるかも。

事件発覚してから最終的な解決、その後の概略なども知ることができ、漠然としか知らなかったこの事件に対する認識がガラリと変わりました。
歴史的大事件としてニュース映像でしか見ることのなかった、あの象徴的な鉄球大破壊シーンだけじゃなかったんだぁ・・・と。
その鉄球でさえ試行錯誤の結果の作戦であること。犯人説得にあたった実の両親に向かってまで発砲していたこと。民間人を含む尊い命が失われていることなども初めて知りました。
そして最大の敵が寒さであったことも、テレビを見てるだけじゃ決してわからないですよね。

時々出てくる当時の様子から「昭和」というイメージが強く感じられます。
学生運動の過激さや警察との正面衝突などは今では同じ日本とはちょっと信じられないくらい。
時代は変わったなぁと思わされるけど、今の時代は表面的に平和に見えるだけで複雑な犯罪が増加してるだけ。
当時の警察は世界に誇れる優秀さだったと書いてあります。今は・・・?
ちなみに著者佐々氏は「危機管理」という言葉を造った人だそうです。というか「クライシス・マネジメント」を最初にそのように翻訳したともいう。

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by bi_ka | 2005-09-25 18:09 | 本 
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映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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