ゴロゴロしあたー
日航ジャンボ機墜落―朝日新聞の24時
日本国内だけでなく世界史上で見てもまれに見る大惨事となった、御巣鷹山中への日航ジャンボ機の墜落事故。
それが起こったのは1985年8月12日。もうすぐ20年目。
当時まだ子供だった私にはよくわからない部分もあり、ちょうどいい機会でもあったので詳しい本を読んでみようと思った。
ネットで調べてお勧めされてた、この朝日新聞社会部の本。

さすが新聞社の記事は詳細で、事件をとても淡々と冷静に記録してあるなと思った。
淡々ととは言っても時には熱い場面もあり、新聞記者やマスコミも血の通った人間であるんだなぁとあらためて感じる。
報道のあり方について言われている昨今、事実を克明に素早く報道しなければならない義務とか使命感、それと相反する心の葛藤。
この本全体からそれがとてもにじみ出ていた。

日航機がレーダーから消えてからの24時間にしぼった詳細な記録がつづられた本書ですが、同時に新聞社というのはどういったものなのかというのもよくわかり興味深い。
本書あとがきにも書かれていますが、マスコミを目指す人にとっても読んでおいて損はない一冊でもあると思う。

朝日新聞の記者らが群馬と長野の県境に墜落したらしい事故機の発見に向けて、涙、汗、泥まみれになって懸命に走り回る姿に惹きつけられる。
生存者発見の一報に言葉ではあらわせない感動と残酷な現実を目の当たりにした記者たちの心が伝わってくる。
新聞社らしい貴重で印象的な写真の数々。何か心にせまってくる。

一方、事故機がコントロールを失って迷走する最後の30分間の様々なデータが激しく心を打つ。
管制塔とのやり取り、機長たちが懸命に機を立て直そうとする会話のボイスレコーダー、迷走の航路図、乗客らの乱れたメモ書きの遺書、乗客全員の名簿。
電車の中で読んでると涙がこみあげてきて仕方がなかった。
人生観が変わるというのか、私にとってとても意義のある一冊だった。
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by bi_ka | 2005-08-10 23:33 | 本 
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映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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