スターウォーズEP3の先々行の日にバットマンを観て来ました。MOVIX三郷で。
そもそもまだ公開後一週間なので一番いい部屋で上映されてるんですが、SWのせいでこの日だけはちょっと小さい部屋に移動させられてて、微妙に悲しい。
バットマンシリーズは1、2は劇場で観たんですが、それ以降久しぶりの劇場鑑賞。
ティム・バートンが好きで、あの独特のダークな雰囲気マンセー派なんですが、今回のビギンズもわりとダークっぽくて面白かったです。おおむね満足(^^)
そもそもエピソードがバットマンになる最初の過程を描いてるんですから、ダークで暗~い作りというのは正解だったようにも感じました。
脚本がとても練られてて真面目に作ってあるなぁとも思いましたし。
2時間20分だったっけな?長い本編は大きく分けて前半が心の戦い、後半が実際のアクション映画という作りになっていて、やはり前半は地味でやや退屈と言えなくもないです。
ただ、この前半エピソードが後半の随所で生きてくるので、繰り返し観ると更に楽しめる作品になっているのではないでしょうか。
アクションシーンがちょっと動きが早すぎて至近距離から撮影されてるので、ちょっと何をやってるのかわかりにくかったのが残念。
そして観てていちいち驚いてしまったんですが、出演者が豪華すぎ!!
そもそも前情報はほとんど入れずに観に行くんですが、今回は実は主役のバットマンさえ誰がやってるのかもろくに知らずに観に行ったんですよね(^^ゞ
渡辺謙が出てるっていう情報だけを持って。
そしたら続々と脇役クラスに物凄い面々が登場するじゃないですか!
マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマン、ルトガー・ハウアー。
みなさん助演賞もらってもおかしくない人たちですよ。
ちょっと前に深夜放送で私の大好きなレディ・ホークをやってたのは、バットマンにハウアーが出てる関係だったんでしょうかね。
それにしてもバットマンの小道具、いちいち興味深く使われててニヤリ大爆発ですね。
原作はあんまり詳しくないんですが、悪役関係もちょっとニヤリなところが何ヶ所か。
バットモービルがかなりいかつかったんですが、あれはあの後バージョンアップされる予定という設定なんでしょうかね。
今回のバットモービルのフォルムや戦闘モードでのシート移動などは笑いのツボでしたけど、かっこいい!とは思えませんでした。あれはあれで良かったけど。
ああ、それにしてもお金持ちっていいですなぁ・・・。できないことは何もないっていうか。
・・もしかして私もあれくらい超絶お金持ちだったら、その気になればバットマンになれるのでしょうか!?あ、でも厳しい訓練はしたくないや。
なんて妄想しつつもゴードン刑事さんの庶民っぷりがあまりにも対照的で悲しさと哀愁を感じてしまった・・・(・∀・;;;
バットマン・ビギンズ
BATMAN BEGINS
2005年 米
監督:クリストファー・ノーラン
主演:クリスチャン・ベール、ケイティ・ホームズ、マイケル・ケイン、渡辺謙