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ゴロゴロしあたー
ウエストワールド
私の大好きなユル・ブリンナーのセルフパロディとも言える作品です。
「荒野の七人」まんま黒いウエスタンルックでそれだけでもう心拍数上がりまくりん(´▽`*)
ジュラシックパークの原点とも言うべき作品で、原作者のマイケル・クライトンが監督もつとめる本作。
出来じたいは悪くはないという程度ですが、ブリンナーの存在が作品価値を高めまくっております。主人公はブリンナーに違いない!

近未来のお話。
人々は3パターンあるバーチャルテーマパークへの旅行を楽しんでいた。
中世時代・西部開拓時代・ローマ帝国時代の中から主人公の男性2人が選んだのは、西部。
人間と見分けがつかない高性能ロボットで構成された完璧な西部時代の世界が広がる。
最新のテクノロジーで人間にはぜったいに危害を加えないはずであったが・・・・・。

ひたすら主人公を追い続ける黒いガンマン(ブリンナー)が、不気味で恐い。
無表情でタフ、ぜったい死なないところは、現在の類似SFものの原点とも言えるでしょう。
しかもブリンナーがやっちゃってるあたり、後にどんな亜流作品が出ようとも勝てないって空気漂ってます。

さすがに時代が時代なだけに、特撮技術なんかは今見るとトホホレベルですが、それ以上にこの映画には「夢」や「希望」が満ち溢れています。
一昔前の漫画でもよく描かれたような未来に対する憧れのようなもの。
結局21世紀を迎えた現在でも現状はたいした変わりはなく、「宇宙の旅」になんか到底及ばなかったわけですが。
そして、その夢や希望と同時に、ハイテクに対する得体の知れない不気味さもよく描かれています。
現代ではすっかりコンピュータなしの生活は考えられませんが、実際問題として不安をかかえてる人なんてほとんどいないでしょう。
当時だからこそ味わい深く制作できた、という雰囲気がよく伝わってきます。

ウエストワールド
WESTWORLD
1973年 米
監督:マイケル・クライトン
主演:ユル・ブリンナー、リチャード・ベンジャミン
by bi_ka | 2005-04-24 22:26 | 映画(感想) 
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映画の感想を書いています。新旧ジャンルを問わず映画大好き。Z級からハリウッド超大作まで(・∀・)
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