MR.BIGのファーストアルバムです。
これ出た当時はギターキッズのスター、ポール・ギルバートと、ベースファンにとどまらずHR界でかなり大物的存在だったビリー・シーンのバンドということで話題になりました。
懐かしい~。
この頃の私はパンク魂はちょっと隠し気味、当時流行してたHR/HM寄りなポーズを取ったりなんかして、今思えばダメダメちゃんでした(笑)
で、ギター弾きのはしくれとしてポール大好きっこだったわけです。
速弾きはもちろんカッコいいと思ってたけど、ルックスがモロ好みだったという、非常に不純な動機も多分にありましたね~。
しかもポールと同じギターメーカーIbanezをこよなく愛し、もうちょっとで彼のモデルギターまで買いそうになったことも・・・。
今思えば買わなくて本当に良かった(笑)
彼の美的センスはめちゃくちゃおかしくて、そこが魅力でもあったけど、さすがにギターは衝動買いするにはリスクが高すぎる。スティーブ・ヴァイのギターもしかり。
そんで、彼らの初来日公演は当然のごとくはりきって行きましたよ。
当時バンド仲間やらなんやらで、一緒にHR系コンサートに行く友達に不自由してなかったので、かなり色んな洋楽コンサートに行きました。
ついでに追っかけなんぞもやっておりまして(^_^;
外タレの泊まるホテルはかなり把握してたので、コンサートが終わったら即ホテルロビーにダッシュ。彼らがやって来るのをひたすら待つのです。
今はどうか知りませんが、この頃流行のHR/HM系の人々はみんなフレンドリーで、かなりの確率でロビーまで来てくれてました。
そこで握手してもらったりサインをもらったり一緒に写真を撮ってもらったり、つたない英語で微妙にズレたコミュニケーションを取ってみたり。
憧れのバンドがとても身近に感じられ、しかもとても親切だったのが嬉しかった。
その後一緒にお部屋まで行って・・・なんていうファンもいたかもしれませんが、私はそんなことはぜったいなかったですよー(笑)
で、MR.BIGの追っかけはもちろんポール目当てだったんですが、出会えませんでしたね、結局。
やって来たのは、当時まだまだ無名に近かったエリック・マーティンとパット・トーピー。
ちょっとガッカリしたんですが(失礼な!)、とりあえずCDジャケにサインをもらい写真撮影。
今となってはかえってこの2人のサインの方がレア度高し?
ポールなんて・・・今じゃすっかり日本に溶け込んでるみたいやし・・・orz
ちょっと関係ないけど、この追っかけの同じ日同じ場所にブラックサバスも来てて、こっちのファン達はむさい軍団が多かった(笑)
おたく丸出し風貌の兄ちゃんがでかいレコードジャケットを何枚も何枚も持参して、トニー・アイオミにひたすらサインさせてる姿は見ていてかなり引いてしまった。
・・・私もサインしてもらいましたけどね、もちろん。
3枚目くらいまでアルバムは聴きましたが、その後なんとなく離れて行ってしまいました。
良質な音楽は作り続けてると思ったけど、1stほどの衝撃も感動も感じられなくなって、なんとなく興味が薄れてしまいました。