日劇PLEX(日劇3)にて鑑賞。
っていうか、近所でもやってたけど、わざわざココで観た理由はただひとーつ!
等身大フィギュアが展示されてるから。
おかげで上映終了日ギリギリになってしまって結構焦った。
等身大フィギュア見に行った甲斐があって、映画もフィギュアも大満足(・∀・)
デジカメ持参でパシャパシャ撮りまくりました。
監督はバイオハザード1の人で、ゲームオタクとして有名。
まだそんなにオジサンじゃないし(40歳くらい?って十分おじさん?)、低予算でいい仕事をするので私個人としてはとっても好きな監督さん。
いわゆる大御所的な仕事ぶりとはちょっと違うけど、ツボを押さえたB級が作れる人だと思う。
何よりも彼の映画を観てると、ゲーオタとして同じ血が流れてるというのをヒシヒシと感じる。
どういった事に格好いいと感じるかとか、どこにこだわりを感じるかといった感性がとても似てると思うんですよね~。
要するに真性ゲーオタ(笑)
そんな期待を(私から)一身に背負って立つ、SF映画の伝説とも言うべき2作品のスピンオフもの。観に行くしかないでしょー。
エイリアンはかなり好きだけど、プレデターにはそんなに特別な感情はありませんでした。
エイリアンの大活躍が特に楽しみで、どんな造形のエイが出てくるのかもう期待しまくり。
観る前はエイ寄りの作品イメージだったけど、いざ蓋を開けてみると案外プレ寄り。
序盤のストーリー進行がちょっとだるくて、細かい設定はどうでもいいから早く!夢の対決を!!ってな感じでソワソワ。
・・・おや?ワン隊長じゃないですか!
あなたバイオハザードで
サイコロステーキにされたワン隊長ですよね?
※バイオのネタバレ含む
この黒人さんの登場でちょっぴりダレてた姿勢修正。
あとビショップが出てたのは良かったですねー。よく出演OKしたなぁと。
登場人物の数が多くて、けっこうどこかで見たことのある俳優さんが多かった。
人数多いから覚えるの大変!なんて心配もあんまりしてないし。
どうせバタバタやられていくでしょーからね(笑)
ザコキャラの死亡フラグがいつ立つかって思いながら観るのも楽しい。
なんだか取ってつけたような設定・解説が進む中、チラッチラッと映る謎のエイ&プレのショットが良かった。
高まる期待と恐怖感。
舞台は南極の孤島、しかも物凄い地下。
映画のスケールは小さくなる印象だけど閉塞感は増して、楽しい恐怖が体験できたと思います。
アクションシーンは細かいショットをたくさんつなげてあるので、スピード感があってテンポがいい。そのわりに見づらいといったこともなく、誰が何をしてるのかはわりと見やすかったと思います。
細ぎれを素早く連続させることによって粗が目立ちにくくなるという利点もあるし(^^;
B級監督の手腕発揮しまくりな部分ですな。
あと「CUBE」の影響というかオマージュをバイオハザード以上に感じました。
いざAVPモードになってからは大興奮!
どっちが強いのかとか細かいディテールの発見とか、瞬きをするのが惜しいほどでした。
人間側から見るとどちらかというとプレの方が恐怖を感じるかな~と思ったり。
やっぱり本能だけのケモノより、知性があってマスクで隠れた得体の知れない存在の方がはるかに怖い。
しかも刃物持ってるし。
力技で頭からガブリとされるより、シャキーン☆とかっちょいい刃物ブンブンされる方がゾクゾク。
手裏剣とか投網とかハンドコンピュータとかハイテク武器も堪能。
でもエイに卵産み付けられる恐怖も捨てがたいなぁ。。。
かなり笑ってしまう部分も多く、本筋のファンとか人によっては許しがたい作品なのかもしれないけど、完全なお祭り映画として観れば楽しめること間違いなしだと思います。
・・・たぶん。
オリジナルとのつながりとか真剣に考えずに観るのが正解だと思うけど、それなりの整合性もそこそこある。
細かい突っ込みを入れずにつながりを考えてみるのも楽しい。
観終わった時にはすっかりプレファンになっておりました。
そして。。。ラジー賞ノミネートおめでとー(^v^)
※下に珍しくネタバレ感想も書いてます。
エイリアンvs.プレデター
ALIEN VS. PREDATOR
2004年 米
監督:ポール・W・S・アンダーソン
主演:サナ・レイサン、ランス・ヘンリクセン
以下ねたばれ
プレがエイをジャイアントスイングでブン回すシーンが一番萌え~。
これまで培ってきたエイの威厳失われまくり。みじめです。
でもその後プレはバカっぽいやられ方をしたので、総合的にエイの判定勝ち?
実は地球で100年ごとに行われるプレ成人の儀式という設定。
地球で密かに養殖してるエイをやっつけて立派なプレになるのだそうで。
あくまでも儀式的なものであったのが、生贄であるはずの人間のせいで逆に大ピンチのプレ。
挙句の果てにはクイーンエイまで登場。
さすが未成年プレなだけあって、未熟者だし笑えるし青春しちゃってるし。
ジェスチャーでヒロインと交流してしまったりなんかして、中盤からはもはや作品が変わってしまってます。
ヒロインのために特製の武器・防具を作ってあげるプレ。
ヒロインと並んで走るプレ。今にも手を取り合いそうな2人。
エイの死骸をマグロの解体ショーよろしくササっとおろしてしまうプレ。
何をしてるのかと思いきや、プレ頭盾、尻尾槍の作成。
これ欲しい!と思った人いっぱいいたはず(笑)
装備したヒロインが羨ましい~~~~。
実際あんまり使ってなかったけど。おみやげ確定ですね、記念の品ですよ、もう。
てわけで、真のタイトルは
エイリアン vs 未熟者プレデター&人間女
という変則タッグマッチでした。
結論:やはりエイリアンがいちばん強い?